データの可視化~見やすさを考える

 仕事でIoTのデバイスを使う機会が多いのですが、お客様目線で考えた時に気になるのはデータの見え方です。できるだけ見やすく~これは私もお客様も初めにイメージすることです。しかし、状況によっては可視化に対する要求も変わり、当然求められる「見やすさ」も変わってきます。今回はSORACOMさんのIoTダッシュボード(可視化ツール)のSORACOM LAGOONを使って、状況ごとに変わる見やすさに対してどう対応していくかについて考えてみたいと思います。SORACOM LAGOON(ラグーン)に関する説明 https://soracom.jp/services/lagoon/

 SORACOM LAGOON(ラグーン)は、SORACOMが提供しているIoT SIMにより収集、蓄積されたデータを対象に目的に応じて複数のグラフ、テーブル、地図等を組み合わせたダッシュボードを作成し、それらを共有できます。収集されたデータは初めにSORACOM HERVESTというサービスで蓄積されます。言葉だけではわかりにくいので、実際のダッシュボードでの可視化の様子を見てみましょう。

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 これは、実際に温度と湿度、気圧をSIMカードによる通信でSORACOM HERVESTに送り、SORACOM LAGOONでグラフ化したものです。

 可視化にはグラフが多く使われます。しかし、状況によってはもっと適した可視化の方法もあります。

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↑ただ単に、気温の推移を知りたければこのグラフで十分です。


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 ↑しかし、同じ温度表示でも、「30℃を超えたら熱中症に注意!」などという目的に使用する場合は、このように数字と色で可視化するとより一層わかりやすくなります。サービスを提供する側としては、このような形でカスタマイズすることによって、お客様の要求に応えたい場面も多くあります。現在、IoTのサービスは数多くあります。そのなかでも可視化の方法を数多く持っているSORACOM LAGOONは、最適な選択肢の一つと言えます。

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