自分の体験もサービスへ活かす時が来た!入社当初から変わらないユーザーファーストと並走する場所。
ーー 社員インタビュー9人目は、開発部の黒澤さんです!
ーー さっそくですが、黒澤さんは、株式会社みんなのウェディングの時の新卒入社でしたね。入社のきっかけから教えてください!
はい。2017年に株式会社エニマリ(以下、エニマリ)になる前の、株式会社みんなのウェディングへ新卒採用で入社しました。
入社の理由
ユーザーファーストなサービス作りが魅力的だった
入社の理由は、会社の方針がユーザーファーストだったからです。当時、自分が働く企業において、ユーザーに対して真剣に向き合っていることが重要だと感じており、「みんなのウェディング」のユーザーファーストの姿勢に魅力を感じました。
当時の社長から伺った、結婚業界はユーザーと式場側で知っている情報に差があり、ユーザーが全ての情報を把握して式場を選べないという、業界ならではの情報の非対称性を解消したいという考えに共感しました。私自身も、結婚式を挙げる際には、情報不足によって後悔することがあるかもしれないと考えており、その現状を改善したいと思いました。
ーー 黒澤さんと言えば、ユーザーコンテンツチーム(ユーザー向けのサービスを企画開発する部署)にアサインされていた印象がありましたが、入社当初は、どんなお仕事を担当していましたか?
「みんなのウェディング」サイトにある「花コミュ」(花嫁コミュニティー)の開発を担当していました。その中にある「花嫁Q&A」という名のユーザー同士で質問の回答を行う、Yahoo知恵袋のようなサービスを主に担当しました。
当時の開発は、mobasifと呼ばれる古いシステムでできていた機能をruby on railsで再構築していました。アジャイル開発で、スプリント計画から開発、プロダクトレビュー、スプリント振り返りの一連を経験したのが初めてだったので印象的でした。
チームで、サービスの改善点や新しい機能の開発など様々な課題に直面し、共に解決策を模索しながら業務に取り組み、効率的に業務を進めることができていたと思います。
ーー 当初の業務がユーザーのお悩み相談コンテンツの担当だったとは、真髄に触れた感覚だったのではないでしょうか?スプリント計画も、ホワイトボードと付箋を用いたMTGが盛んに行われていましたよね!他にはどんな開発が印象に残っていますか?
主に携わったプロダクトを3つご紹介します!
1.「WEDDING NOTE」~「好き」から見つけるふたりの結婚式~
全くゼロから企画して立ち上げたプロダクトです!
デザイナー、ディレクター、エンジニア×2名で、ユーザーの式場選びを行う際の課題を考えるところからチームで考えました。
ファーストリリースなので、システム化もせず手作業を繰り返して色々検証しながら進めたことと、企画から携われたので印象深いです。開発・検証共に同期のエンジニアと一緒に行いました!
2.「みんなのウェディングニュース」
「花嫁Q&A」の中にあった数種類の記事コンテンツの統合と、運用・コンテンツ両方の機能改修が目的の、割と大きな改修でした。担当部署である編集部に入り込み、記事のカテゴリ分けをタグの新設と共に行い、もっとニュースを読んでもらえる設計に改修しました。
3. Minto Media:「みんなのウェディング」のクライアントが使う、式場管理画面の担当
各式場の掲載期間中の数値が分かるレポートの作成
「みんなのウェディング」 GS アンケート※ の開発 ※GS(Guest Satisfaction)=ゲスト満足度(以下、GSアンケート)
このGSアンケートは、結婚式に参加したゲストの満足度アンケートの結果を挙式当日のサービス改善に繋げたいという、式場クライアントのご要望から始まったプロジェクトでした。
私の上司と営業部長と営業担当者と4人で新幹線に乗り、直接その式場へヒアリングをしに行きました。どんなアンケートを取っているのかや、アンケートはバンケット毎にとっているのか?披露宴は1日に何回行われているのか?式場での披露宴の仕方など、アンケートの運用方法を踏まえてヒアリングをさせていただきました。
実際に利用者の声を聞けるということは、エンジニアとしてすごく嬉しいことでした。というのも、ディレクターとエンジニアの推測で作ることが多かったので、ユーザーファーストなのか?というと100%の確証は得られなかったからです。ヒアリングをして数値をみて改善していく楽しさを覚えました。
リードエンジニアとチームリーダーへステップアップした時の心掛け
ーー ありがとうございます!企業むけのサービス改善にも携わっていたのですね。それから入社3年後に、株式会社Da Vinci Studioへ転籍になりましたね。転籍後は、どんなお仕事をしていましたか?
2020年に、株式会社Da Vinci Studio(以下DVS)へ転籍しました。そこでは、くふうカンパニーグループ外のサービス開発をメインに担当していました。
具体的には、賃貸物件入居者向けの24時間サポートのシステムの管理画面開発や、居酒屋などで使われるモバイルオーダーシステムの開発などです。
リードエンジニアとしてクライアントとの窓口も務め、チームで要件定義からリリースまでの開発プロセスを進めるようになり、1つのプロジェクトで1年くらいですが、いろいろな業種に関われたのが刺激的で楽しかったです。
あとは、業界の異なるサービスでも、似ている機能や考え方と結び付けられそうなものを発見し、活かせそうだなと思うようになりました。
ーー 転籍の時期が、ちょうどコロナ禍に差し掛かった頃だと思いますが、リモートワークで働き方を変えたりくふうしたことはありましたか?
開発メンバーからチームリーダーになった時に、新卒エンジニアが話しかけづらくなることは避けたかったので、オフィスで隣の席にいるくらいの話しやすさを心掛けました。
チームでボイスチャットツールを入れて、私は繋ぎっぱなしにしておいて、メンバーにいつでも話しかけたい時に繋いでもらうようにしました。
総じて、リモートワークは、より作業に集中できる時間を確保できるようになったので働きやすくなったと思います。
サービスの成長に直結する開発に携わりたい
ーー では、またエニマリに戻ってこようと思ったきっかけは、どんなことだったのですか?
実は、ディレクターの方から猛烈アプローチをされたことがきっかけなのですが(笑)
多様な業界の開発に携われる働き方も魅力的でしたが、数値を見ながらサービス改善をして成長を目指すような自社開発サービスの働き方に魅力を感じ、エニマリに転籍することを決めました。
ひとつリリースして終わりという関わり方ではなく、リリースしたものがユーザーに実際使われているか?使われていないなら、何を直したらいいか?というところも継続的に見ていきたいと思ったからです。
ただ、今の「みんなのウェディング」は、サイズ感が大きなプロダクトが多いので、ひとつの機能を仕込み続けるのが難しい部分はあるのですが(笑)
ーー なるほど。事業会社へ戻ってきて、仕事の取り組み方に違いを感じたりしますか?
DVSに所属していた時に、プロダクトに関わる人達が、言われたものをそのまま作るというスタイルではなく、エンジニアという立場からより良いサービスになるように提案するなど関与を深める。という進め方だったので、その考え方を今も受け継いでいます。なので、自分では変わったという感覚はありません。
ーー 黒澤さんが、この先チャレンジしてみたいことはありますか?
今のところ「みんなのウェディング」は、カップルが結婚式を挙げるまでの工程で、結婚式場探しのサービスをメインに提供しています。
ですが、私は「みんなのウェディング」でサポートできる期間をもっと拡げて、結婚をしようと思い準備を始めるところから、結婚式を挙げて新しい生活を始めるまで使うとうまくいく!という世界を作っていけたらいいなと思っています。
私自身も今年の1月に入籍しましたが、入籍と結婚式、引き出物、果ては新婚旅行についてまで、散らばった情報を様々なサイトを調べているため、自分でnotionに記録しています。
これらが1つのサービスで調べられて、それぞれの準備ができると私も嬉しいと思いました(笑)今は、私自身が1ユーザーという目線で、サービスを作っていきたいと思っています。
ーー おめでとうございます!自分の体験をサービスに活かせる時が来たなんて、大きな強みとやりがいを感じますね!
技術面では、このインタビューに答えている時点では、日進月歩で生成系AIの技術が進歩をし、非エンジニアの中でもAIについて話題に上がるようになってきています。
くふうカンパニーでAIを取り入れたサービス開発が推奨されているので、ユーザーがより良い結婚のお祝いが行えるという目的のもとに、「みんなのウェディング」でも導入と検証も続けていきたいと思っています!
ーー ありがとうございました!
エニマリでは、「結婚を祝う新しいカタチ」を叶えるための新しいサービスを企画中です!興味を持ってくださった方は、ぜひお話しましょう。お待ちしております!