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【エンジニア対談】スタートアップで強いエンジニア組織ができた理由
ANYLAND広報担当です。
今回は、当社の開発チームメンバーへのインタビューを行いました。開発のチーム体制やプロダクトへの想いについてざっくばらんに話してもらう、シリーズ企画です。本記事では第一弾として、スタートアップで強いエンジニア組織を作るための体制作りやカルチャーについて話してもらいました。
▼ANYLANDについて
■この記事に登場するメンバー
タコ梅さん(仮名) / バックエンドエンジニア
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ビーンさん(仮名) / Webエンジニア
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■開発チームの体制について教えてください!
タコ梅:
ANYLANDの開発チームは、PM1名、デザイナー5名、バックエンドエンジニア3名、フロントエンドエンジニア5名、iOS・Androidエンジニア各2名、QA担当1名で構成されています。それぞれが専門分野を活かし、優れたUI/UXと安定したシステムを実現するために日々努力しています。リリース前にはQAチームが厳密なテストを行い、品質の高いアウトプットを追求する文化が根付いています。
■スタートアップ企業の開発体制は、正直、人員配置や人材不足の問題もありましたか?
ビーン:
正直、立ち上げ当初は、組織の成長に伴いプロセスの整備が追いつかず、大変でした(笑)。しかし、チーム一丸となって改善を進めてきました。一つ一つのタスクに優先度を付けて、柔軟かつ効率的な開発体制を構築しました。ANYLANDは技術力だけでなく、課題解決能力も成長できる環境だと思います。
タコ梅:
少人数ならではのスピード感と意見の反映しやすさは、課題解決において非常に役立ちました。現在では効率的かつ柔軟な体制が整い、持続可能な成長を目指しています。これからさらにエンジニア組織を拡大していく予定で、その挑戦も楽しみですね。
■開発の進め方を教えてください。
タコ梅:
アジャイル開発を採用し、短期間でリリースと改善を繰り返しています。ユーザーの声を迅速に反映できるよう、MVP(Minimum Viable Product)の考え方を活用して価値の高い機能を優先的に提供できるように心がけています。定例ミーティングを通じてリスクを早期に発見・解決しています。この柔軟性とスピード感が、ファンクラブ運営を支えるプロダクトの成長を後押ししています。
■使用している技術スタックについて教えてください。
タコ梅:
バックエンドは、GoとCloud Runで開発しています。様々なユーザー規模の案件があるので、ランニングコストを抑えつつ高い負荷にも耐えられるようになっています。また、新しい技術を試して実際のプロジェクトに活かせる環境が整っています。失敗を恐れず試行錯誤を重ねることで、短期的な成果だけでなく、長期的な視点を意識したバランスの取れたアプローチができるように心がけています。
ビーン:
ウェブは、Type ScriptとNext.jsで開発しています。
この2つは現在主流のウェブ技術なので学習リソースやコミュニティが充実してるのが魅力的です。また、メンテナンスが頻繁に行われているため長期的な運用にも耐えられると考え採用しています。
他には、データフェッチライブラリにTanStack Query、フォームの制御にreact-hook-formを使用しています。下記エンジニア採用サイトにて、使っている言語・ツールをご紹介しているので、ご興味がある方は見てみてください。
■普段の業務の中で、チームメンバー間のコミュニケーションはどのように行っていますか?
タコ梅:
開発部門では、フルリモートが可能なメンバーもいれば、出社を選ぶメンバーもおり、各自が最適な働き方を選べる環境が整っています。テキストベースのやりとりを中心として、仕様確認や複雑な課題解決時はハドルやGoogle Meetなどを活用して、対面に近い形で議論を行っています。カジュアルなチャットから深い議論まで柔軟に行える環境が整っており、リモートでもストレスなく働ける環境と、スムーズな連携を両立しています。
ビーン:
定例を週二回しています。進捗管理や相談を実施しています。リモートワークであっても、一番大事なのはやはりコミュニケーションです。
■たまには出社したくなりませんか?
タコ梅:
自分は出社を多めにしています。代表と開発の話をよくするので。会社に出社したほうが集中して作業できるメンバーも一定数いるので会社には全ての座席が昇降デスクとアーロンチェアになっています。またより静かに作業ができるように開発部門の執務エリアは他の部門と別の部屋になっています。
ビーン:
気分転換に出社することもありますよ。今会社がどんどん大きくなっているので、開発部門以外だと初めてのメンバーも多くいます。
■チームの雰囲気や文化について教えてください。
ビーン:
世代でいうと、20〜30代が多いですね。もちろん40代のメンバーもいます。とにかく、協力的な文化をとても大切にしています。コードレビューでは、丁寧で建設的なフィードバックを心がけ、メンバー同士が気軽に質問や意見交換ができる雰囲気を作っています。先輩の意見が尊重されるあまり、若手が意見しづらくなることがあると思いますが、、どんな立場のメンバーでもアイデアを提案しやすい環境が整っており、情報共有もスムーズに行われています。また、仕事だけでなく、定期的にチーム全員でランチや食事会を開いています。
タコ梅:
地方在住の方も何名かいるのですが、会社が交通費などを負担してランチなどの食事会を開くこともあります。そういった機会でしか対面でやりとりすることはないので、目の前にいることが不思議な気持ちでしたね(笑)。
■「強い開発チーム」とは、お二人のイメージはどんなイメージですか?
タコ梅:
プロジェクトのゴールを全員で共有し、一体感を持ちながら柔軟に取り組めるチームです。突発的な仕様変更が発生してしまうことはどうしてもあることだと思うので、そういった場合にも迅速に適応し、全員が役割を果たせるチームを作ることを意識しています。技術力だけでなく、課題解決力とチームワークを兼ね備え、どんな状況でも迅速に適応できる組織が『強いチーム』だと考えています。
ビーン:
新しい技術やツールの導入に積極的で、品質向上への意識が高いチームです。日々のコミュニケーションやフィードバックを大切にし、全員で成長し続ける姿勢こそが『強いチーム』の要だと思います。
第二弾もお楽しみに。
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