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保育士の大きなプレッシャー

絶対に寝坊できない緊張感との闘い


公務員保育士を24年間やってきて、一番苦痛だったこと。
それは・・・「早番

他の自治体はわかりませんし、自治体によってかなり差があるのではないかと思われますが、我が自治体に関して言えば…

早番は1人
(同じ時間にもう1人出勤するところもありますが、カギ持ちは大抵1人です)

そう。
翌日が早番だと、前日に保育園のカギを持って帰るんです。
これって、相当なプレッシャーです。

だって、私がカギを開けないと保育園が動き出さない。
早番の次の職員は、15分のズレ勤ですぐに出勤はしてきますが、カギは持っていないので、早番の職員がカギを開けない限り保育園の中には入れないのです。

だから、早番の前日のプレッシャーったらハンパない!
まず、
・絶対に寝坊できない
・交通機関の遅延なども許されない
   
→事故・遅延は想定内のこととして、時間に余裕を持って到着するよう 
  にはしていますが、早朝であるため限界があります(-_-;)
 なので、東京に雪予報が出た時は超→タイヘンです。
 「家、何時に出たらいいの?」
 「いっそのこと、保育園に泊りたい。」・・・みたいな感じ(笑)
 
というところです。
とにかく園に辿り着けない!が許されないのです。
覚悟的には、具合が悪くても這ってでも園に辿り着いてカギを開ける!くらいの緊張感です。
(あくまで自分の中での感覚です。それを強要されている訳では決してない
 です。)

とはいえ、
人間ですし、不可抗力なことも起こり得るので
役職のある職員(園長・副園長)と、不測の事態に備えていざという時に物理的に駆け付けられる園の近所に住む職員がカギは常に持っています。

しかしながら、軽々しくいつもいつもお願いする訳にもいかないので
(最後の頼みの綱という感覚です)
やはり緊張感は、24年間拭えませんでした。
緊張感から、早く寝ようと思っても眠れない・途中何度も目が覚める・・・という負のスパイラルも全開でした(*_*;

いや~、今思えばこの状況にだいぶ長いこと耐えてきたな、と改めて
思います。

それが4月からなくなるだけでも、かなりストレスは減りそうです(*'▽')♬
あと何回、早番あったかな??

おしまい。
では、また~。


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Tomomi Yagame@元公務員保育士→kindle出版・代行
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