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横断歩道での事故防止の為にしている事

私には現在小学生1年生と年中の子供がおります。幼稚園までは保護者の送り迎えが必須だったのに、1年生の4月から急に子供1人で通学路を通う事が始まり、どんどんと1人で道を歩いたり自転車で移動したりする機会が多くなっていきます。特に交通事故は7歳が一番多いと言うデータもあるので、私も子供達が交通事故に合わないかと心配している親の1人でもあります。

私は以前ハワイへ旅行に行った時、車を運転した事があります。その際に感じた事は、歩行者優先という認識がドライバーに強い事。そしてドライバー同士でも譲り合いの精神がある事。「お先にどうぞ」と言う気持ちを持っている方が多い事に気が付きました。

私は日常生活の中では、車の運転、自転車、歩行車の3つの立場に満遍なくなる生活をしています。なので同じ道でもそれぞれの立場で通る事があるので
「この道は子供が飛び出してくるかもしれない」
「ここは車から見えにくい場所だから気をつけよう」
「自転車の人がスピード出しやすい事だから気をつけよう」など、
それぞれの視点で考え安全に気をつけています。

そんな中でも、私が最近気になっていることは「横断歩道に歩行者がいるにも関わらず車が止まらない」事。どうでしょうか?心当たりはありますか?なぜか日本では歩行者優先のルールがあるにも関わらず、止まる人が少ないように気がしませんか?

交通道路法にはこのように記載してあります。(以下は簡潔にまとめたものなので詳細は警視庁HPをご覧ください)

・横断歩道直前は停止できるスピードで進行する。(明らかに歩行者等がいない場合は除く)
・歩行者等がいる場合には一時停止し、歩行を妨げない。
・横断歩道前で車両を追い抜きする場合には一時停止する。
・横断歩道前30メートル以内で追い抜きしてはいけない。

先日、市内で学校に登校する為に横断歩道を通行していた小学生が交通事故にあったと言う事故が耳に入ってきました。横断歩道前に車両が停止しており(なぜ停止していたかは不明)それを追い抜こうとして進行した際に、横断歩道を渡っている小学生とぶつかってしまったそうです。

上記のルールをそれぞれが守っていれば防げた事故なのかもしれません。横断歩道前に停車していなかったら事故は防げたかもしれません。停止していた車両を追い抜く時に一時停止ししていれば事故は防げたかもしれません。そこに信号があったら事故は防げたかもしれません。事故が起こる時には、たくさんの偶然が重なっている事が分かります。(スイスチーズモデル)

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色んな事故は何か1つだけ対策をすれば、事故が起こらない訳ではなく、そこに関わる人の意識もとても大切になってくるのではないかと感じています。例えば、今回の事故の場合は信号機をつける事が解決の近道のように見えますが、信号をつけることにより、もしかしたら渡りたいと言う「焦る気持ち」によって起こる事故も出てくるでしょう。何か1つ対策をしても、事故を0にする事ができないと言うのが分かると思います。だからこそ、横断歩道は人が渡っているかもしれないと言う意識を持ったり、子供が飛び出すかもしれないと言う意識を持って運転する事も大切になってくるのではないかと思います。

私が歩行者の立場の際、車を運転している人に対して事故防止になると言う想いでやっている事があります。それは「運転者にお礼を伝える事」。

何だ、そんな事かと思われましたか?私は歩行者と運転者の普段のコミュニケーションから事故を少なくする事ができると思っています。

例えば、運転している時に横断歩道で一時停止した際、「ありがとう」と言う気持ちを伝えられると、運転者が次の横断歩道でも止まる確率が高まると思いませんか?それとは逆に、止まってあげたのに当たり前のように歩行されたと思うと、「もう止まってあげない!」と言うような気持ちが芽生えてしまうと思いませんか?

私はせっかく横断歩道で止まってくれたドライバーに、次も止まってもらえるように「ドライバーに伝わるように」お礼を伝えています。小さな会釈よりも、大きな身振り手振りの方が伝わるので、手をあげて感謝を伝えたり、手が塞がっている時には大きくお辞儀をしたりしています。このドライバーが次も止まってくれたら、少し事故から遠ざかる事ができる。私は本気でそう思っています。

これがコミュニケーションの循環だと思っています。ちょっとした事だけれども、こんな風に止まるドライバーが増えると事故が少なくなると思いませんか?ちょっとした意識で人は行動が変わります。

横断歩道で止まってくれたドライバーへ感謝の気持ちを表すコミュニケーションの循環をしませんか?私はあたなのその小さなコミュニケーションが、誰かの大切な命を守ることに繋がると思っています。






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Asami Yamamoto
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