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Antway社内イベントレポート リファラル採用のススメ 〜あなたの近くにもいるかも〜
こんにちは。株式会社Antway HR部の森田です。
Antwayは「あらゆる家庭から義務をなくす」ことをミッションに掲げ、共働き世帯向けの手作りお料理配達サービスであるつくりおき.jpを提供しています。またAntwayはキャリア採用において、リファラル採用制度を取り入れています。
リファラル採用とは、「すでに自社で働いている社員から人材の紹介を受けたり、人材を推薦してもらったりして実施する採用活動」のことを指します。
今回はそんなリファラル採用でAntwayに入社された、SA部のエンジニア・ヨウタさんと、紹介いただいた同じくSA部でデータチームに所属する松本さんに、その経緯を聞いてみよう!ということで、本社にてイベントを開催しました。
題して「リファラル採用のススメ〜あなたの近くにもいるかも〜」。
今回の記事では、そのイベントをレポートします!
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座談会の様子
――なぜこのリファラル座談会をやるのか?
当日は、20名を超える方が集まりました。サンドイッチや持ち寄りのお弁当などを食べながら、カジュアルな雰囲気でイベントがスタート!
まず私から、今回の座談会開催の目的、次の3点をお伝えします。
1. 現在のAntwayにとってリファラル採用が重要な理由を感じてもらいたい!
2. あまり機会がない、実際にリファラル採用を受けた側のリアルな声を聞いてもらいたい!
3. リファラル採用を行うときの実際の動きや制度について知ってもらいたい!
Antwayでは上半期だけでもこれまでにない人数に新たに入社いただきましたが、下半期もそれ以上の人材を採用する予定です。この計画を実現するためには、私たちの力だけではなくリファラル採用が重要なポイントのひとつ。とはいえ、「リファラルはハードルが高い」という印象を抱いている方もいるのでは…
そこで今回、紹介する側とされる側両方の不安を解消したい、という思いから座談会を開催した旨をお話ししました!
――まずは改めてお2人の自己紹介、そして紹介のきっかけについて教えてください。
松本さん:私は2023年11月に入社しました。CEOの前島さんという「ついていきたい」と思える経営者に出会えたことが入社の決め手です。また、入社前につくりおき.jpを注文したときに「美味しい!」と感じたことも大きいですね。
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ヨウタさん:私は10年ほどエンジニアをしており、松本さんにお声がけいただいたことがきっかけで入社しました!
――松本さんが紹介した側、ヨウタさんが紹介された側、ということですね。そもそものお2人の関係性とご紹介のきっかけを教えてください。
松本さん:Antwayに入社して少し経った頃、社内Slackでリファラル採用をやっていることを見たことがきっかけです。もともと、ヨウタさんとは前職の会社の同じ部署でエンジニアとして働いていましたが、一緒の仕事はしていませんでした。しかし、3〜4年同じ会社にいたことでヨウタさんの仕事ぶりや人柄などはわかっていました。入社して自分の肌で感じた会社の雰囲気や社員の方々の属性などを鑑みたときに、ヨウタさんが最もAntwayのカルチャーと親和性が高いと感じました。前職の退職後は連絡を取っていませんでしたが、思い切って声をかけました。
連絡では、テキストだと長くなるので、Facebookのメッセンジャーで通話する形で包み隠さずありのままの会社について話しました。具体的には、その時点で把握していた会社について、社員の方の人間性やドキュメンテーションに残す文化が強いこと、つくりおき.jpのお惣菜がとても美味しいことなどを伝えました。
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ヨウタさん:松本さんとはFacebook上での交流はありましたが、突然のメッセンジャーからの連絡だったため「急にどうしたんだろう」と思いました。返事をしたらすぐにリファラル採用の件だということがわかりましたが、初めからリファラルだと分かれば変な心配をしないで済んだかもしれません(笑)。
当時、私自身転職は急いでいないものの、何社かのカジュアル面談は受けている状況でした。そのタイミングで松本さんから「ヨウタさんに合いそうな良い会社なので」と連絡をいただいた感じです。
よきタイミングでカジュアル面談を、とフォームを送ってもらいましたが、前職の状況が落ち着いていなかったこともあり、実際にカジュアル面談をしていただくまで1カ月ほどかかりました。
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――松本さんはヨウタさんを紹介される際に、懸念やハードルに感じたことはありますか?
松本さん:一般的には、まず声をかけるところで、相手にどのような印象を与えるか、心理的なハードルが高く感じられるかもしれませんが、私はメッセンジャーを送ってからも特に、気になりませんでした。Antwayに「人として堅実で業務のレベルが高い」という印象があり、カルチャーフィットする人、というとヨウタさんしか思いつきませんでしたね。
また、技術的な面では、私自身はデータチームに所属しておりシステム側の技術について詳しくないこともありましたが、ある程度の親和性はあるだろうと感じていました。
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質疑応答
参加者:私は前職がリファラル採用での入社でしたが、お互いミスマッチだったときの心配が大きいのでは、と感じています。お互いの関係値が円滑であればあるほど、ミスマッチだったらときにその関係値にまでひびが入るんじゃないかと思ってしまい…お2人はミスマッチだったときの話はされていましたか?
松本さん:お互いわかっていたので、特に話はしておらず、気にしていませんでしたね。人として申し訳ないという気持ちはもちろんありますが、選考を受ける段階では、ヨウタさんとAntwayという会社との関係の話になりますし、私は選考には全く関与していません。
一人の社会人としてのアピール力の不足やスキルがマッチしない可能性もあるため、受かったら良いけど、難しかった場合はそういった結果でも仕方ないと思います。また、ヨウタさんはそこを理解されている方だと思っていました。
参加者:相手が今働いている中で転職を検討しているのか、現職で順風満帆かもしれない中誘うのかによって相手の印象も異なると思うのですが、声をかける側としてはいかがでしたか?
松本さん:そこは気にせずに声をかけました。ただ、ヨウタさんが転職して間もない環境にいたら声をかけなかったと思います。
同じ会社に何年間かいたということで、そろそろ新天地に行きたいのでは?と思い、声をかけました。相手のタイミングは重要だと思います!
参加者:タイミングの話からになりますが、現職を辞めたいという気持ちが強い方を誘うことに対して、辞めたい方を引き込むような印象から抵抗があります。
松本さん:辞めたい理由にもよりますよね。どの会社でも共通して起こり得ることで悩んでいて辞めたいのであれば、声をかけないほうが良いかもしれません。ただし、現職の会社にいるからこその悩みであり、Antwayでは悩む必要のないことで悩んでいるのであれば解消される可能性も高いですし、声をかけたほうが良いのではないでしょうか。
――それでは紹介された側・ヨウタさんにも当時の状況や紹介される側の懸念などをうかがいたいと思います。
ヨウタさん:松本さんは11月にAntwayに入社されて、その後まもなく声をかけてくださっているんですよ。本当に良い会社か、リファラルをしなければならない強いプレッシャーがあるかのどちらかだと考えました(笑)。
ただ正直でストレートな松本さんのことだから、本当にAntwayに良い印象を抱いて声をかけてくれているんだろうなと思いました。また、「合いそうだからどうですか?」という声のかけ方の雰囲気のおかげで、カジュアル面談で詳しい話をお聞きすればいいかな、と思っていましたね。
参加者:声かけをしてもらったことで、採用の可能性への期待はありましたか?また、期待が大きい分、選考から外れてしまったときの対応は考えていましたか?
ヨウタさん:自分で普通に応募するよりは可能性があるのかな、と思いました。スキルとカルチャーの二軸での評価になりますが、カルチャーフィットという面で紹介してもらったので、もし外れてしまった場合は、スキルマッチしないということで納得せざるを得ないと。あと松本さんに選考ラインにはいてほしくないなという気持ちはありましたが、それは杞憂に終わりました。
参加者:最終的には、何が入社の決め手になったか教えてください。
ヨウタさん:すでに入社している人に内情を聞けることで、大きな安心感がありました。スタートアップで前職より挑戦的に仕事に取組みたいものの、あまりに忙しすぎる環境は違うと感じていたので、働き方や雰囲気を含めてリアルな声を聞けたことが決め手になりました!
――それでは最後に、ハードルが高い印象があるリファラルを行った原動力、またAntwayがリファラル採用を進めていく中で具体的に良いアイデアはありますでしょうか。
松本さん:私が入社した当時のSA部のエンジニアは4名でした。この事業規模をエンジニア4名で回している仕組みの素晴らしさに驚いた一方で、エンジニアリソースを増やすべきだと感じました。私自身がSA部にいたことから、当事者意識が強くありましたね。
Antwayは現状人数が少なく、社員人数の面では会社の規模が小さいですが、仕事の進め方がしっかり構築されているため、リファラルの観点からはハードルが高いことも非常に共感できます。
会社としてのやり方やカルチャーに対応できる方、人間として自立している方、そして何よりもAntwayに入社して活躍できるイメージを持てる方に声をかけることがリファラル採用を進めていく中でのポイントなのではないでしょうか。
ヨウタさん:紹介される側の視点では、気軽に声をかけてもらうことは良いと思いますが、連絡が来たときに「突然どうしたんだろう」という気持ちになる可能性もあるので、最初の連絡からリファラルのことを伝えたほうがスムーズかと思います。また、いざ選考に進んで自分がジャッジされる側になった際に、大半の方はうまくいかなかったときのことが心配になると思うので、上手にケアしてあげることも大切だと感じました。
座談会を終えて
参加者からも本音で多くの質問を受け、壇上に上がることを最初は戸惑っていた少しシャイなお2人も、当時を思い出しながら色々とお話ししたいただけたことで、イベントは大いに盛り上がりました!
これを機に、リファラル採用を通じてAntwayとマッチする社員が増え、一層サービスの拡大しいてはミッションの実現につがなることを願っています。
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