カシマスタジアムのサポーターズシートで観戦する「#鹿サポの1日」
こんにちは。
前回のnoteで少し紹介のあった通り、私がクラブに入る前はアントラーズを追いかけて様々なところに応援へ行っていたので、そのような中で培った観戦方法(の一部)をご紹介したいと思います。
私が観客としてスタジアムに来ていたころの内容になるので、声を出しての応援をはじめ、現在はコロナ禍によって制限されていることも多く含まれていますが、いつかコロナが終息して元通りの応援ができるようになったら、ぜひ参考にしていただけたらと思います(参考になるかわからない部分も多いですが…)
さて、アントラーズは以前から、主にゴール裏と呼ばれる場所の座席について、「ゴール裏」「自由席」「指定席」といった名称ではなく、「サポーターズシート」という表現を使い続けています。ここには、サポーターの皆さんと一緒になって戦いたいというクラブの思いが込められていると思っています。
皆さんはそんなサポーターズシートで応援すると聞くと、どのように感じるでしょうか。中にはハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなに身構えなくて大丈夫だと思います。観戦スタイルは千差万別ですので、周囲の方にも配慮しつつ、観戦ルールの中であれば、楽しみ方は人それぞれです。
ゴール裏からの景色は、「そこに行くことを自分で選択しないと見ることのできない景色」でもあると思っています。普段テレビで見るのとは違う角度で観戦をするだけでも非日常感たっぷりです。
こんな人におすすめルーティン
ースタジアムに通い慣れてきた方
ーサポーターズシートで応援をしてみたい方
スケジュール
ー15:00 スタジアム到着
ー16:00 開場~横断幕掲出
ー16:30 スタグルなど自由時間
ー18:00 自席にて応援の準備
ー19:00 キックオフ
ー21:00 試合終了
ー21:00~21:30 片付け、帰路へ
スタジアム到着
開場より少し早めにスタジアムに来て、皆が開場を待つそわそわした雰囲気の中を過ごします。
車で来ることも多いですが、個人的には鉄道に揺られて来るのも好きでした。鹿行地域の車窓は風情たっぷりですし、鹿島サッカースタジアム駅の高架橋から眺めるスタジアムは、とてもテンションが上がります。
その他にも各地からバスが出ていますし、乗ったらそのままスタジアムに来られるので、とても快適です。色々な交通機関で来場するのも楽しみ方の一つですね。
余談ですが、アウェイ観戦に行く際は公共交通機関を使うことが多くなるため、自然と地理に強くなっていたりします。更に海外になれば、その国の文化や言語にも触れることができるため、サッカー以外にも非常に勉強になっていたなと思います。
開場後
自分の席に荷物を置いて、お手製の横断幕を掲出しに向かいます。カシマスタジアムももちろんのこと、スタジアムごとにルールがあるので、それに従って掲出をしていきます。風に吹かれてまくれあがったり飛ばされたりすることがないよう、ロープなどでしっかり固定します。
横断幕は自身の思いを選手やクラブに伝える表現方法の一つですが、海外では自分たちの愛する家(ホーム)であるスタジアムの晴れ姿として皆で綺麗に飾り付け、デコレーションするという考え方もあるそうです。素敵ですよね。
スタグルタイム
カシマスタジアムはどのお店のスタグルもおいしいので、横断幕を設置しながらその日に食べたいものを考えて、お店に向かいます。お目当ての品を購入した後は、自席で緑のピッチを見ながら食べるのも好きですが、個人的なおすすめは何といっても4階コンコースです。
初夏のバックスタンド側は風が爽やかで海が綺麗ですし、メインスタンド側では選手バスが入ってくるのを眺めたり、試合時間によっては、遠くに見える筑波山とともに夕焼けを見ることもできます。東西南北の方角ごとに四季折々の風景を感じることができるので、とても好きな場所です。
この他、鹿BIGやどこでも鹿BIGの申し込みをします。また、シーズンチケットを持っている方や各種ファンクラブ会員の方は、ファンクラブブースに行ってポイントを加算することも忘れずに!
自分の席へ
選手がウォーミングアップに出てくる前(キックオフ1時間前ごろ)には自分の席に戻って準備します。お手洗いは済ませておくと良いでしょう。
いざ応援!
選手がピッチに出てくると、いよいよ応援タイムです。タオルマフラーを回したり、フラッグを振る際には、周りの方にぶつかったりしないように使用します。
サポーターズシートは、ホーム側の席種の中で唯一立って応援することが許されたエリアです。フラッグなどで一時的に視界が遮られたりすることもあったりしますが、熱のある雰囲気を味わいながら精一杯応援して、ゴールが決まったり試合に勝ったときの感動は、きっと忘れられないことでしょう。
試合後
試合後は、勝ったときもそうでないときも、選手が場内を一周して、応援してくれた皆さんに挨拶をします。その後、横断幕を忘れずに片付けて帰ります。
スタジアムから出た後、もし鹿島サッカースタジアム駅の高架橋を通るのであれば、一度振り返ってスタジアムを見てみてください。またはB駐車場に向かう途中、卜伝の郷運動公園から見るスタジアムも良いと思います。試合終了の時間帯に合わせた、とても綺麗な姿になっているはずです。
(天候によって、こんなに見え方が変わったりもします)
持ち物リスト
ーリュックサック
ーユニフォーム
ーマフラー
ー横断幕
ーフラッグ
ー養生テープ
ー単眼鏡
ーモバイルバッテリー
ーのど飴
ーワンタッチパス(チケット)
ーゴミ袋
ー着替え類
ー(雨の場合)替えの靴orサンダル
基本的な持ち物は、一昨日の加藤さん、明日投稿予定の新堀さんの記事でかなり詳細に網羅されています。本当に快適性が上がるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
私はせっかくなので、少し特殊(?)な便利グッズも紹介しようと思います。
養生テープ
横断幕を掲出するときに使ったり、フラッグの柄を補強したり、応援で飛び跳ねている最中に靴が壊れたときに補修したり、様々な使い方ができます。
そしてガムテープではなく、「養生テープ」を使います。ガムテープはなぜ使わないかというと、横断幕の固定などに使うと、剥がす際に跡が残ってしまうためです。ただし、養生テープも剥がし忘れて時間が経ってしまうと跡が残るため、必ず全て剥がして帰ります。
スニーカー
スタジアムは構造上、どうしても階段が多いです。歩きやすい靴で来ていただくことがベスト!だと思います。私を含め、やはりナイキ製のスニーカーを履いている方を多く見かけます。
ちなみに応援するとき、歌に合わせてジャンプしたり体を揺らしたりもするのですが、ここの快適性を求め出すとかなりの上級者だと思います。それぞれ特徴はありますが、バスケットシューズまたはランニングシューズがおすすめです(個人の感想です)。
のど飴
ついついテンションが上がり、1試合終わると喉が枯れてしまったりするため。好みの味を持ち歩いています。夏場は塩分補給に塩飴もおすすめです。
大きめのゴミ袋
これも定番アイテム(?)になっていますが、本当に便利な一品です。もはや必需品だと言っても過言ではありません。雨が降った際にバッグを入れる、横断幕や着替えを入れる、試合後のゴミ拾いに使うなどなど…。
バッグを入れる場合、口が縛れるように大きめサイズを選ぶと良いと思います。また座席下にしまう際には出し入れで擦りやすいので、穴が空かないように厚みがあるものがおすすめです。
いかがでしたか。サポーターズシートというと少し身構えてしまう方もいるかもしれないですが、心配はせずに楽しめるということが伝われば幸いです。
皆さんも自分だけのこだわりを見つけてスタジアムに来るようになっていただけたら嬉しいです。きっとさらに観戦が楽しくなると思いますよ。
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(普段は2階サポーターズシートとなっている範囲も含まれますよ!)
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