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はじめての麺打ち


「手打ちうどん」の材料は、小麦粉と塩水だけ。自宅でも意外と簡単に打つことができるのを知っていますか。

シンプルな材料でありながら、全国各地で多彩な個性を発揮し、人々に愛されているうどん。今回は、小冊子「はじめて麺を打ってみた」から、かんたん手打ちうどんを紹介します。
同冊子のレッスン1で紹介した「ほうとう打ち」と異なる点は、加える水が塩水であることと、生地を寝かせる前に足踏みをすることです。

昔は、どこの家でも打っていた麺。麺を打つのは子供たちの役割であったということも多かったそうですよ。お店のようにはできないかもしれないけれど、打ち立て、茹で立ての格別な味わいを体験してみませんか。

【Cooking Memo】
うどんの麺 
~2人分~
・小麦粉(中力粉) 300g
・塩を溶かした水
    カップ1杯程度を用意
・打ち粉(小麦粉) 適量

~必要なもの~
・ボウル
・ビニール袋
・ラップ
・麺棒
・麺台
(テーブルに大きなビニールを敷いて代用とすることもできますよ)
・包丁

【手打ちの手順】
① 中力粉をボウルに入れる
② 塩水を少しずつ加えながら、手でまぜながらこねる
③ 塩水を加えながらまぜていくと、だんだんダマになってくる
④ 加える塩水の量を調整しながらこねると、生地がまとまってくる
⑤ こねながら丸くまとめるようにする
⑥ ぎゅうぎゅうとこねて、麺生地にしていく
⑦ 丸く成形していくと、なめらかな麺生地ができる
⑧ 生地をビニール袋などに入れ、足で踏む(回りながらまんべんなく)
⑨ 広がった生地はロール状にしてから折りたたんで、ビニールやラップに包んで約30分間寝かせる
⑩ ⑧と⑨を3回程繰り返す
⑪ もう一度踏んだ後、菊練りで空気を抜き、ラップで包んで1時間程寝かせる
⑫ 寝かせた生地からラップを外し、粉を打った麺台の上に置き、もう一度粉を打つ
⑬ 手のひらを使いながら、麺台の上で広げていく
⑭ 何度か粉を打ちながら、大きく広げる
⑮ 麺棒を使ってさらに大きく伸ばし、少しずつ広さを大きくする
⑯ 生地の向きを変えて、また粉を打つ
⑰ 均等な厚さになるように、四角に近い円形へと広げていく
⑱ 麺棒でのした生地を3つ折り程度に折りたたむ
⑲ 包丁を使って均等な幅になるように切りそろえる
⑳ 茹でて、「もり」「かけ」「ぶっかけ」などお好みで召し上がれ



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