ベネズエラの「Gaita Zuliana」についてのノート。国内盤が出る望みなど無いガイタも、サブスクなら国境なき聴き団。本当は現地ディグしたいけど、遠いし政情不安定なので難しそ…
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2020年6月の記事一覧
【サブスクで聴くGaita Zuliana:vol.3】Gaiteros de Pillopo『Trascendental』(2015)
Gaiteros de Pillopoは1980年に、もともとアマチュア野球の指導者だったLuis Adolfo Camachoという人物により立ち上げられたガイタのグループ。
1983年にガイタ界のカリスマ:Astolfo Romeroの加入で一気にメジャー化し、その年の「Festival de Gaitas Virgilio Carruyo」で年間最優秀ガイタ賞を受賞。84年はもう1つの大型
【サブスクで聴くGaita Zuliana:vol.2】Gran Coquivacoa『Clásicos 2』(2013)
グラン・コキバコアは1968年にベネズエラのスリア州カビマスで結成された、Gaita Zulianaを代表するグループの1つ。ガイタのもう1つの形である「Tamborera」を確立したり、80年代後半に黄金期を作ったりと語るべきことは色々あるグループなのだが、ここでは全て省略する。
彼らは2012年から2014年にかけて『Clásicos』というリテイク・ベストのシリーズを3枚発表した。この3枚
【サブスクで聴くGaita Zuliana:vol.1】Guaco『Sin Peligro de Extinción』(2018)
私がGaita Zulianaの沼にハマるキッカケとなった作品。Guacoというグループについては検索すれば諸々ヒットするし、日本語の情報も複数あるので詳細は割愛。
本作は、1994年リリースの『clasico Ⅲ』を最後に本格的なGaita Zuliana作品を発表していなかったGuacoが、実に24年ぶりに発表したGaita Zulianaオンリーのアルバムである。
この24年間にGuaco