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「夢・虎の巻」第九の教え

夢の王国憲法第九条「夢の中では死と快楽へ向けて突き進むべし」

夢の王国では、あなたはそれ専用の身体を手に入れる。
夢の身体は、スーパーボディだ。高い所から落ちてもビクともせず、海の中でも普通に呼吸ができ、羽根がなくとも自由に飛ぶことができ、宇宙空間でもまったく問題なく、どんな攻撃や暴力にも傷つくことがなく、たとえ死んでもすぐに再生する。
夢の身体は、ただ頑強なだけではなく、全身が敏感なセンサーでもあり、すべてのことを感じ取る。

だからこそ、夢の中では徹底的に大胆に、徹底的に快楽主義者として振る舞うべし。
夢の中では「死」の恐怖さえもひとつの快楽なのだ。夢の中では、死の向こう側にこそ真の快楽がある。夢の中の死とは、ある意味、あなたが肉体の呪縛から解放され、本当の意味での「夢の身体(スーパーボディ)」を手に入れることを意味する。文字通り、あなたは夢によって一皮むけて生まれ変わるのだ。夢の中では、生まれ変わるために死ぬのだ。死なずして生まれ変わることなどできない。死は再生の準備である。
つまり、夢の中で死ぬ(自殺も含め)、殺される、自分の葬儀に参列する、といったことはすべて「吉兆」なのだ。

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