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出会いから恋するまで。そして…何かに変わるまで。③
一夜限りと思ったあの日。
私は勘違いしやすいと、自分でわかってる。
だから、何だかモヤモヤしてる気持ちは封印して。
大人の思い出。ということで、
ただまた足枷生活に戻るだけだと思った。
最後のつもりで差し支えのない「昨日はありがとうございました。お仕事頑張ってくださいね。」とLINEを送った。
完結型の返信がきたので、
あえてこちらからも返信しなかった。
でも、その夜またLINEがきた。
次の日も。
次の日も。
電話やLINEのやりとりはしたけど、
私からすることはやめていた。
本当はLINEが待ち遠しくなってたし、私の気持ちもすぐ膨らんでいたから。
それを察される事がないよう意地を張ってたし、都合のいい女になりたくないと装っていた。
何日かして、
「来たら?」とLINEがきた。
もうすでにすぐに行きたい気持ちだったけど…
変なプライド?意地が邪魔して、
「明日空いてれば、明日はどうかな?」なんて、一丁前なかけひきもした。
意外と長期間のかけひきしてたつもりが、今遡るとみーくんの家に出入りするようになるには時間はかかってなかった。
恋人じゃないけど、恋人のような生活に私だけが一方的に突っ走り盲目になっていた。
足枷の話はみーくんも知っていたので2ヶ月ほど二重生活をしてた。
みーくんへの思いは膨らむばかり。
足枷との関係は苦痛しかない。
8月も後半、あの殺されるかも知れない…死ぬかも知れないと思った夜に足枷を外して逃げた。
その直後くらいの日だった。
みーくんから
「やっぱり毎日会いすぎるのはダメだな。しばらく、会わない方がいい。」と言われた。
辛くて辛くて、この出来事が
NOTEを始めたきっかけになった。
重い話を誰かに聞いて欲しいけど、
重すぎる相談は相手は嫌だろう。と
このNOTEで吐き出すことにした。
この時の私は
(きっと、私は重たい人間なんだな)
(やっぱり、大人の男の人だも。距離感は大事だよな)
(好きを押し付け過ぎたな)
と自分のしたこと、思いを後悔し続けていた。
まだ、知らなかった。
この頃みーくんがあの人と急接近中だったことに…
これは
私の誕生日の一週間前のこと…
つづきは、また。