子どもから学ぶって
1歳8カ月になる次女。
成長していく姿は心から喜ばしいことなんだけれど
日に日にいたずら(と本人は思ってないだろうけれど)はその破壊力を増してきた。
机のコップから水をこぼして遊んでみたり、なんのことはない些細なことならまだしも
眼鏡を曲げるとか、洗剤をぶちまけるとか
本当に困ることもしばしば。
そんなとき、少しでも自分に心の余白が欠けていると母は即座に般若に変身する。
そうするとつい、口調も強くなってしまうんだけど
子どもって本当によく見てる。
こちらが感情任せに怒るときは、言うことを聞かない。
だけどちょっと気持ちを切り替えて
冷静な言葉がけをしたり
笑顔で返したりするとすんなり受け入れてくれたりする。
今日は、長女の大事にしているカードゲームをぶちまけていたので
「ねーね(長女)の大事なやつだから、拾ってー」
と言うと全然拾わない。
でもしばし様子を見ながら、言い方を少しずつ変えてみる。
「黄色いカード、集まれしてほしいなー」
「あ、牛乳書いているカードあるね」
そんなやり取りを時間差でやりながら
ふと、笑顔で「そのカードちょうだい^^」というと
そこからカードを拾い出した。
そうやって、最終的にはすべてのカードを拾い集めることに成功。
よく考えたら大人だって、もしもいきなり何かを「やってよ!」って言われたら「え??なんで?」ってなるもんな。
子どもは体も小さいし、語録の少なさやいわゆる勉強的な賢さは大人のようにはいかない。
だけどだからといって、大人のほうが”偉い”わけじゃない。
子育てって本当に大変だけど、子どもだからって見下した態度は絶対見抜いてる。
大人になると社会性を身に着ける分、なかなか本音を出す人間関係って少ないけれど、子どもたちは本音でしか生きてない。
それはむしろ、大人が見習わなければいけないときもある。
大人になるにつれて、どんどん本音が出せなくなるから。
あぁ、子育てって本当自分育て。
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