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【不登校】連休がキライだったわけ
9月は連休が多いですね。
あなたはどんな連休を
過ごす予定ですか?
どこかに出かけたり
普段できなかった趣味に没頭したり
そんな連休が理想ですが・・・
わたしの教員時代は
部活動の大会や遠征があり
実質的には休みが
ほとんどありませんでした。
休日に出勤して帰って来ると
心身ともに疲れ切っているので
ホッと一息ついたとしても
結局、家事も中途半端
子どもたちと
ゆっくり向き合う時間も
気持ちの余裕もない
そんな状況にウンザリしていたので
連休はあまり好きでは
ありませんでした。
娘が行き渋りだった頃の連休も
イヤでした。
中2になると
休日明けの欠席が増えていきました。
ほとんどの連休には
行事や部活動の予定が入っています
娘は休みが終わった
次の日に学校へ
「行くか」「行かないか」で葛藤し
わたしも
「行かせるべきか」
「行かせなくてもいいのか」迷う
連休最終日はいつもそうやって
お互いの気持ちを探り合っていた
と思います。
そして、その結果
学校に行っても行かなくても
気持ちは晴れることが
ないのもわかっていました。
学校から離れて
ゆっくり過ごせるはずの休日は
いつからか
平日よりも忙しくなっていました。
休ませることが良くない
とでも言うように
大人たちが次から次へと
「やるべき」ことを与えて
子どもから余裕を奪っている
からだと感じます。
自分が教員をやっていた時は
余裕を与えない側にいたので
偉そうに言えませんが
どう考えても
子ども達は忙しすぎます
子ども達が自ら選んだのではなく
大人や社会が用意したゴールに
向かって競争させられています。
迷うことも
間違うことも許されません。
娘の不登校を経験して
自分が正しいと信じていたことは
本当に正しかったのか
疑わざるを得なくなりました。
学校はどうでしょう?
通信制高校の入学者数が
増えているのは
不登校生徒の増加だけではなく
全日制を選ばない生徒も増えている
ことも要因の1つです。
これまでの学校のあり方を
受け入れない人が
増えているのだと思います。
就職はどうでしょう?
安定した職業に就けば
幸せが続くと思っていました。
でも実際は
いつも余裕がなく
生活することに追われていました。
子育てはどうでしょう?
大切に育ててきた子どもが
少し道をそれただけで
この先の道が閉ざされた感覚に
なりました。
周りと同じように人生を歩むことが
幸せになることだと
信じていましたが
現実はもうかなり変化していて
自分がそれに気づいていない
だけだったと知りました。
そして
わたしの感じる幸せと
子どもが感じる幸せは違う
こともわかりました。
本当に子どもの幸せを願うなら
口出しせず
行く手をさえぎらず
後ろから支えるだけでいいのです。
3連休初日を迎えて
そんなことを考えました。