「やる気スイッチ」をオンにするには?
15年ほど前に
ある塾のCMで注目された
「やる気スイッチ」
あなたは覚えていますか?
学校でも家でも
「わたしのやる気スイッチってどこ?」
「今日はやる気スイッチ忘れました!」
なんていう会話がされていました。
我が家でも
「あっ!やる気スイッチあった」
と我が子のおでこを押したことを
思い出しました。
それにしても
子どもをやる気にさせる方法って
あるのでしょうか?
たとえば
「やらないと後で大変だよ」
と少しおどしてみる方法
「それができたらゲームを買ってあげる」
と物で釣ってみる方法などが
一般的だと思います。
そして
子どもの「やる気スイッチ」が
入らない時は
親は自分がそれを
押さなければならないと
考えてしまいます。
子どもは本来
好きなことにはものすごい集中力を
発揮することを親は知っています。
でも子どもが好きなことは
(ゲームやマンガなど)
親からすると
くだらなかったり
ためにならないと感じたりするので
素直に応援する気になれません。
でも子どもが関心を持ったことを
親も一緒に楽しんで
その気持ちを育てることができれば
その先に
子どもが自分で「やる気スイッチ」を
押す日がやってくるのではないかと
思います。
自分の好きな事や興味のある事を
突き詰めていった先に
新たな人とのつながりや
自分の望む生活が
待っているのではないでしょうか。
以前のわたしは我が子が
持っている可能性を
信じることができませんでした。
自分のようになっては困るから
(浪人や留年などなど)
そうさせないためには
どうしたらいいのか
ずっと考えていました。
でもそれは子どもからすると
大きなお世話でした。
子どもの人生がどうなるかは
子ども次第です
やりたいことや
夢中になれることを見つけたら
勝手に子どもはやる気になります。
不登校で冬眠していた娘は
通信制高校に入り
もうすぐ卒業を迎えることに
なりました。
来年の受験に向けて
娘の「やる気スイッチ」はやっと
ONになったように感じます。
たとえOFFになることがあっても
また自分でONにするのを待つのが
わたしが唯一できることです。