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予定が近づくと憂うつになる


憂うつな気持ち

私は予定を入れた当初は、やる気がそれなりにあって、頑張ろうという気持ちがあるのに、その日が近づいてくると、いつも憂うつになります。不安や責任感によるプレッシャーなどを感じて、予定自体が面倒くさくなってしまいます…。

私だけでなく、人って多少なりとも演じて生きていると思います。学校での自分、職場での自分、家での自分、一人でいるときの自分。どの自分もまったく同じキャラ…なんてことはあまりないと思います。自分がいる場面や一緒にいる人などによって、無意識にキャラを変えている側面が誰しもにあるんじゃないかなと思っています。

いくら演じていても、いろんな部分も含めてすべて自分です。それは多分当たり前のことだろうし、むしろいろんなコミュニティの中でうまく生きていくためには、演じるのは必要なことです。ただ、この「どれくらい演じているか?」というのが、予定が近づいてくると憂うつになるという気持ちにも比例しているとも考えられます。

予定への抵抗感と不安

以前は予定を聞かれて、「ここが空いています」とか「この日の何時でお願いします」と言うときは、演じている真っ最中なので、本当に行く気満々で予定を立てていました。でも、いざ一人になって素に戻ってみると、演じていた自分とのギャップも感じて急に憂うつになってくる…みたいな感じによくなりました。また予定が入ってる…って、そのことから目をそむけたくなるんですよね。

予定が決まってしまうと、あとはその日付がだんだん近づいてきて、予定を実行するだけです。分かったことをするだけに感じて、なんだか面倒くさくなってしまいます…。いろいろと疲れが溜まっているから、ゆっくり休みたいなとも思ってしまいます…。行ったらもっと疲れてしまうかもしれない、何か嫌なことが起こるかもしれない…などという予期不安も生まれてくるから、嫌な気分になることが多いです。

起こるかどうかも分からないことを真剣に考えて精神的に疲れてしまうので、結果的に面倒くさく感じてしまうんだと思います。基本的にネガティブ思考だからなのかな…。予定を計画しているときはまだいいのに、決まった後は行動することが義務のように感じてしまって苦しくなります。一度決めたことは変更することなくやり通さねばならない…というような完璧主義な性格が出ていて、責任感が少し強すぎるのかもしれません…。

休んでもいいのかどうか

家にずっといても、調子が悪くなるので、適度に外に出て体を動かした方がいいとは思います。でも、出かけるまでの準備も億劫に感じてしまうことがあるので、そういうときは無理に外出せずに休んだ方がいいんでしょうか。出かけること自体がストレスになってしまうこともあるのが、嫌だなあ…と思います。だから、いい塩梅を自分で見つけたいんですけどね。

私が会いたいと思う人がいないというのも、ちょっとした問題なのかもしれません…。会いたいと思える人がいたら、少しは元気も出て、予定の日が近づいてきても憂うつな気持ちになんてならないのかなあ…。誰にも会いたくなかったら、そりゃあ外に出たいなんて思えない気がします。人に対して免疫があまりないのか、予定が近づくと日頃の自分が無理をしなければならないとも感じます。

忙しさがもたらす錯覚

私は自分が本当にしたいことが何なのかよくわかりません…。目的があればそれに打ち込むことができるはずだけど、これといった目的もなく、ただなんとなくで予定を詰めることで目的を探しているのかもしれません。そんなやり方で、目的が見つかるのかも甚だ疑問だけど…。

「大学生活は充実させなければならない」「大学時代が人生において重要な時間」などの世間一般に出回っているような言葉やそういった認識がさらに、これといった目的のない私を焦らせていたのかな…。はっきり誰かにそう言われたわけではないのに、大学生の人なら誰しもが薄々思っていそうなことに、ものすごく引っ張られているような感じでした。だから、以前の私は予定を詰め詰めにしていたんだと思います。私は自分で自分に圧力をかけしまう人間なのかな…と思います。

そして、一時的に自分に予定を敷き詰めることによって、私は忙しいんだという錯覚に陥ってしまっていました。日々何かに追われているという感覚が私を一時的に満足させているだけで、幸せとはかけ離れていたので、本当は苦しかったのかもしれません…。こういったものは、大学生にはよくある現象なのでしょうか…?

強迫観念?

私は、根本的にのんびりゆったりするのが好きでもあるはずなのに、不本意にも自分で忙しくしてしまっていました。暇な時間があると不安になってしまうからだった気がします…。忙しいという状態は、つまり自分がどこかで何かをしているということだから、それで自分が誰かから必要とされていると感じていたかった気もします…。

そんな感じだったから、空いている時間というのは自分が必要とされていない時間になってしまい、どうしても落ち着けないのかもしれません…。さらに、何かしていないと人生が無為に過ぎていくのではないかという不安もあるような気がします。ハードスケジュールにすることで体は疲れるので、頭で何かを深く考えたり悩んだりする時間がなくなり、一時的に精神的に楽になることができます。そういう点では、それはメリットなのかな…?しかし、それは根本的解決になっていないので、意味がないことでもありますよね。

人間の行動は、大抵は不安や心配からくるものが多いといわれています。そうだとしても、私の場合は、ちょっと精神的に何だか未熟で変な考えに偏っているし、強迫観念のようになっているのかな…って、自分でそう思います。

暇な時間の過ごし方が上手にできるようになると、気力もちゃんと回復して、予定の日付が近づいてきても、憂うつな気持ちになることも減るんでしょうかね…。目に見えない大切なことを優先するためには、自分自身の時間を確保することがまずは必要なのかな…。とにかく、予定を立てる際には、自分の体調や気分を考慮し、無理なスケジュールを組まないように心がけたいなあ…って思いました。

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