将来について
私は「就職に関する話は持ち掛けないでほしい」「働きたくない」という気持ちを抱えています。就活はこの先避けられない話題だし、学生相談室でも病院でも言われていることなので、仕方がないことだとは理解しています。むしろ、私の進路に関することを考えてくださる人がいるのは、ありがたいと思っています。だけど、私がこの先大学を卒業して就職するまで、そしてそれ以降も生きる前提で話をされているということにどうしても違和感があるんですよね…。
早く死にたいな…、いつか自殺しちゃダメかな…という考えが私の頭の片隅には常にあります。私には自殺したいという欲求が中学生の頃からあります。ちなみに、自殺を実行したことはまだありません。でも、いつか必ずやりたいという気持ちがあります。おかしいとは分かっているけれど、自殺が私の将来の夢です。
私は幼いころから機嫌の悪い両親の顔色を窺う生活をずっと送ってきました。私は怒られるのを回避するためにどんな人に対しても、その人にとっての「正解」を探すようになりました。相手の機嫌を取って、上手く転がしておけば、自分が理不尽な扱いを受けることは極限まで少なくなります。だから、逆に「正解」を探さずに人と会話する術というものが私はよく分かりません…。
自分が思っていることを何でも話していい、と言われたら、私は話すことができます。そう言ってもらえるのならば、私のことを受け入れてもらえるような気がするし、仮に私のことを受け入れてもらえなかったら、離れればいいんだと気楽に捉えることができます。でも、そうでない場合、相手にどう思われるのかを気にし過ぎて、言葉を口にするのが怖くなってしまうように思います。だから、人と雑談するだけでも疲れてしまうし、「どう思いますか?」という質問もとても苦手です。どうって、なんだろう…、私は何を感じていたんだろう、何を考えていたんだろう…と、思考が行方不明になるんですよね。
私ほどの死にたい気持ちを抱えていない同年代の人たちは、自分の将来に目を向けて、今の行動を変化させていくことができるんだと思います。今の行動の変化は明日の行動の変化につながります。そして、それらがつながって自分の未来というのも、今日の些細な行動の変化によって、いくらでも変化させることができるのだと思います。
私は大切なものを作りたくないと思っています。なぜなら、自分にとってかけがえのないくらい大切なものができてしまったら、自殺を踏みとどまることになってしまうからです。いつ死んでもいいという考えを捨てることになってしまうからです。私は死という選択肢を絶対に手放したくありません。私の隣にその選択肢がないと、もはや生きていけません。ずっと死と隣り合わせで生きてきたので、その生き方を変えたくないし、変えられる気がしないな…と思いました。