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抱きしめてほしい

辛い時は、誰かに抱きしめてほしいなあ…と思うことがあります。冬になると、寒くてもの寂しい感じがするので、余計何かに抱きしめられたくなります。


私、ぎゅっと抱きしめられたことがないんですよね。もちろん、今まで生きてきて、0ではないと思います。でも、記憶にありません。私の記憶には、「抱きしめてもらえた」というのがないんです。物理的にも精神的にも。


温かいぬくもりに包み込んでもらえたら、幸せなんでしょうかね。私は言葉が欲しいというよりは、安直な癒しと思えるものが欲しいのかもしれません。「ただ何も言わずに抱きしめる」というのがそれなのかな…と思います。


自分で自分のことを肯定できないからこそ、もし抱きしめてもらえたら、ほんの少し報われる気分になれるんじゃないかな…と思っています。


大きくなると抱きしめられることはなくなりますよね。恋人がいたら、抱きしめてもらえるかもしれないけど…。

褒めてもらえることも認めてもらえることも徐々に減っていきます。私の場合ですが、間違いを指摘されたり、注意されたり、怒られたり、そういうことばかりで落ち込むようになりました。悲しいことにばかり目がいって、幸せには目を向けられなくなっていきました。


寂しさを埋めるために、夜の仕事をする女性がいるらしいです。

友達がいても、家族がいても、寂しい。
一人ぼっちに感じる。
寂しさが埋まらない。
抱きしめてほしい。

それを埋めるために、異性を求める。
女性という性を売れば、必要としてもらえる。
愛されている感じがする。
寂しさが少し紛れる。
お金が手に入る。

だから、やめられない。
それ以外にできる仕事がない…。

夜の仕事とか、性に関する仕事って、ちょっと風当りが強いですよね。自分がしたくてしている人もいれば、お金のために自分を犠牲にしてする人もいる。いろんな人がいる。

でも、性を売りものにできるというのは、それを求めている人がいるからなんですよね。人間の三大欲求には逆らえないものなんでしょうかね…。



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