嫉妬や羨望
私はずっとイライラしているし、むしゃくしゃしています。なぜ、イライラするのか、なぜ、むしゃくしゃするのか、というのは、他人に対する私の嫉妬心や羨望であると思います。私のように心の中にどす黒いものを抱えていなさそうに見える人が、私は涙が出るほど羨ましいです。喉から手が出るほど、私もそういう人達が持っているような普通の幸せが欲しかったんです。みんな私が持っていないものを多く持っています。だから、私は他の人が持っていないものを持てるように、異常に努力しました。
でも、「すごいね」「よく頑張ってるね」「なんでこんなにできるの」「真面目」「優秀だね」と言われても、私はいつも物足りませんでした。今も物足りないです。何をしても心の穴が埋まりません。私はただそれがものすごく悲しいです。ずっと悲しいです。悲しみが消えなくて、不甲斐ない自分にイライラしてむしゃくしゃしてきたんです。そして、心の中で全部他人のせいにして、自分の苦しみを軽減してきたんです。「私は何も悪くない」と思わないと、溜まりにたまったストレスが爆発してしまいそうになります。
私は私のことを理解してくれる人が欲しかったんです。でも、私が欲しいものはいつも手に入りません。この人は私のことを分かってくれるのかな…と思っても、その人の考え方や価値観に触れると、この人は私とは違う世界の住人だ…といつも感じます。みんながおかしいのではなく、私の脳がおかしいんです。
私は今まで脳にたくさんダメージを受けてきました。私の脳は両親により破壊されました。子供は虐待を受けることで、海馬や扁桃体などが萎縮し、脳の成長が遅れます。発育を阻害された脳を持つ子供は、標準的な脳を持つ子供よりも様々な生きづらさを抱えることになります。私は昔、初めてそれを知った時もとても悲しかったです。自分に当てはまる特徴が多かったからです。一度萎縮した脳は、綺麗に元通りにはなりません。
私は何もしてないのに、どうしてこんなに生きづらさを一人で抱えないといけないんだろう…と思っています。それに対しても、悲しみとともに、怒りを感じます。でも、それらを通り越して、私はもう絶望しか感じられません。私は一時的に前向きになれても、またすぐ後ろ向きに逆戻りしてしまいます…。
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