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「しあわせ」とはなんなのか(後編)


具体的にどのような生活なのか

なかなか想像がつかないと思うので、具体的に書こうと思う。

まず収入源。一人で生きていくにはどうしてもこの問題は語らざるをえない。
一番大きな収入源は障害年金だ。厚生障害年金の3級をもらっている。
2か月で10万円ほど、月あたりだとに5万円に満たない額だがこれが主な収入源だ。
とはいえ都内で暮らしていくには家賃にも少々足りない額なのは確か。
(都内の家賃がクソ高なのはわかっている。たぶん、もうちょっと地方?とかに住んだら家賃は年金で全部まかなえたりするんだと思う。
だが、東京の無関心が心地いいのだ。隣にだれが住んでるかも知らない、平日の真昼間や夜中に歩いていても変じゃなければ誰も気にしない。)

なので週に1度か2度アルバイトで働きます。将来性は欠片もありません。
お金が足りないと判断したらキャバクラに体入荒らしにも行きます。
底辺と言われたら底辺です。否定は出来ません。

そんな感じで最低限の生活費だけを稼ぎ、細々と生きる選択をしました。
支出は最低限。冷凍うどんとアマゾンで買う5キロ入りのパスタが主食。
服は昔買った服と、ときどき通販で安くて無難な服を買います。ユニクロですら高いと感じる価格帯の服ばかり買っています。
医療費は自立支援でほぼ精神科のみ。

金銭面だけでいえば本当にぎりぎりの生活かもしれません。
貯金なんてものとは縁もないのでなにかあったら生活保護に頼ることになりそうです。

無気力は無気力のままなので、家にいるときはほぼベッドから動くことはありません。
お風呂もバイトや出かける前に日にシャワー浴びるくらい。外に出なければ少々ばっちくても誰にも迷惑はかからない…と思う。
寝れなくても、1日くらいなら寝れないままバイトに行ってもどうにかなります。

時間は余っているので、プライムで映画を見たり本を読んだり、考えごとをしたり、調子が悪い日は壁と見つめあったりしています。
娯楽には事欠かないのがありがたい。現代に生まれてよかった。

好きな時に食べ、好きな時に寝る。
気が向けば家事をするし、気が向かなければなにもしない。
そういう生活だ。だらだら生きているのか死んでいないのかもわからない。

これから

将来への不安がないと言ったら嘘にはなる。
でも、自分ひとり生きていくだけならどうにかなる気もする。
夜型人間だし深夜働くのにも抵抗ないし。

たぶんコンビニの深夜でそこそこ働けば自分一人なら生きていけると思う。

障害年金の等級が上がったらたぶん働かなくても生活出来ないことはなくなるのだが、うつで2級はほとんどないらしいので、あんまりそこは考えていない。

彼氏はたぶんもういらない。
性嫌悪に近いところがあるので、大人になってからの恋愛にその辺が切り離せないのもわかる。
しかし子供が欲しいと思ったこともないので、やっぱり私は私が嫌なことはしない方を優先したい。

お友達くらいはいたらいいと思う。
が、これも作ろうと思って作るもんでもないし、やっぱりどうしても人間関係を持とうとするとストレスを感じる場面は出てくるのでやっぱり微妙だ。

人生は主観である

前編でも書いたが、端から見たら不幸だし惨めなのかもしれない。
これが幸せなんて書いたら、強がりだと否定されることもあるだろう。
でも本当にあの頃よりは幸せなのだ。楽になったと表現する方が正しいかもしれない。

事実として摂食障害は治った。10年以上その渦の中にいたのだが。
外に出なくていいから自分の見た目が他人にどう思われるかがどうでもよくなった。
変じゃなくて他人に迷惑をかけなければそれでいいような気がした。

色んなものから解放された。
普通とかこうあるべき、こうでなきゃいけないという概念に縛られていた。

他人から見て幸せそうだと思われたい。他人に認められるのが幸せだ。
そういった価値観を否定したいわけではない
承認欲求というのはあって当たり前だと思う。

でも、あなたの本当の幸せは本当にそれなのか
一度考えてもいいんじゃないかと思う。

自分で自分を苦しくなる方向に持って行ってしまっては、どんどん苦しくなる。
ちょっとでも楽になろう。
自分が幸せだと思ったら幸せなのだ。

しかし例外はある

ここまで、「自分さえよければいい」みたいな書き方をしたが、あくまでそれは他人に迷惑をかけない範囲の話である。
難しい言い方をすると「公共の福祉」に反しない程度にみんな自由に生きたらいいと思う。
犯罪はアウトだと思うし、みんなが寝ているような時間帯に騒音を発生させたり、お外に行って他人の目に触れるのに臭かったりしたらダメだと思う。

でも、少々部屋の掃除や洗濯をサボったところで他の人が迷惑を被ることはたぶんない。ゴミ屋敷になったら問題になるくらい。
同居人や家族がいたらちょっと迷惑かもしれないが、お父さんのオナラや足が臭いのと大差ないような気もする。
頑張って働いている世の中のお父さん方スミマセン。

障害年金貰ってるし、他人に迷惑かけてるじゃんと思われそうだが、一応制度としてあるものなのでそこは許してほしい。
生活保護も同様だと思う。制度としてあるものは利用したらいいと思う。

もっとも例外なのは子供を既に産んじゃった人たちだと思う。
自分が親によって苦しめられた人間だから、少々厳しい言い方になると思う。
子供は生まれたいと思って生まれてないのだ。親が勝手に産みたいと思って産んだんだから、無理はしない程度に、頑張って育てて欲しいと思う。
子供は弱いのだ。しかし、子供も一人の人間でちゃんと各々の感情があり、子供にも子供の社会があるのだ。
親の勝手で産んどいて、親の勝手で苦しめられる、逃げることも抵抗することも出来ない不幸な子供を増やしてほしくない。
周りの手を借りて、ちょっとだけ頑張っていただきたい。

あと、現在学生の子もちょっとだけ頑張ると、将来の選択肢は増えるので、頑張った方がいいとは思う。
小学生中学生は、学校からは逃げてもいい。勉強さえしてればどうにかなるのも事実だが、学校で授業を聞くが特急券で一番楽なのも事実だ。
高校生は、大学に行けるなら挽回できる。

先人たちの言葉は7割くらいは間違ってないので聞いておいた方がいいかもしれない。
とはいえ、若いころの苦労は買ってでもしろおじさんの言葉だけは聞かなくていいと思う。しなくていい苦労はしないほうがいい。
でも20歳過ぎたら早いとか、25過ぎたら早いガチ。まじで。たぶん30過ぎたらもっともっと早いも本当だと思う。

色々書きすぎて脱線に次ぐ脱線のようだったが、

さてあなたが考えた本当の幸せはなんだっただろう?


本日はここまで、それではまたの機会に(´・ω・`)


社会に貢献します、とか偉そうなことはいいません。貰ったらハーゲンダッツを食べたりヒトカラしたり、いっぱい貰ったら新しいパソコンを買ったりして「私が」幸せになります。