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お昼の日本語プチ知識(6月29日)

2024年6月29日(土)昼

 1日の折り返し、
顔晴っていますか❓

 2007年~2008年に放送された大河ドラマ
「篤姫」
の再放送を観ていますが、その中で夫である将軍・家定の死後憔悴してしまった、本来が頑強とイメージされている篤姫に対し、
「鬼の霍乱か!?」
と皮肉がつい口に出るシーンがありました。

 はて、
「鬼の霍乱」って⁉

普段聞きなれない「霍乱」は、日射病や暑気あたりのこと。これは、「揮霍撩乱(きかくりょうらん)」に由来し、もがいて手を振り回すという意味の言葉です。

ここで使われている「鬼」には「怖い人」という意味はなく、「普段病気をしない丈夫な人のことを指します。つまり、「鬼の霍乱」で、「普段は病気をしない丈夫な人が珍しく病気にかかる」という意味に。

小学館「Domani」公式ウェブサイト

 「鬼」の意味が通常のイメージとは少し違うのがワタシは発見でしたね♪

 これまであまり使う機会はなかったですが、いざというとき使うにしろ耳にするにしろイイ感じになります❣


 「知っていて当たり前」と思われる程度のことこそ、しっかり理解しておくのが絶対肝要です✨


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