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お昼の日本語プチ知識(7月5日)「張り子の虎」

2024年7月5日(金)昼

 1日の折り返し、

 顔晴っていますか❓


 「張り子の虎」

コレ、今まで目や耳に触れたことはあるのでしょうが、おそらく完全にスルーしていたことわざだと思います。


 使い方やそれに伴う意味付けばいくつもあるのですが、私が先日目にしたのはこちらのベストセラー小説の一文でした⤵

 「ただ、これは容易ではない。電撃的に奪うことができないと、敵はその前に油田を破壊するだろう。そうなれば復旧に時間を取られ、再び日本の石油は枯渇する。いかに聯合艦隊が無敵でも、石油がなくなれば、張り子の虎と同じだ」

海賊とよばれた男(上) 百田尚樹 より

 太平洋戦争時、日本の連合艦隊がいかに無敵でも、燃料となる石油がなければいわば

「中身が空っぽ」

「宝の持ち腐れ」

であったということ。


 世代問わず万人に理解してもらえることわざではないでしょうね👎 

 でも、アラ還世代の僕らにはギリギリ面白い&知っておいて損はないたとえだと思います♪


 「知っていて当たり前」と思われる程度のことこそ、しっかり理解しておくのが絶対肝要です✨





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