半藤一利さんの想いを絶やさず灯(とも)し続ける❗️
戦争は決して天災ではなく人災なのですから(ですよね⁉️)、
本来であれば我々の不断の取り組み、想いによって防げるものであるはずです。
と言うのがすごく白々しくなってしまう世の中なのですが...
ですのでこれまでのわたくしであれば、
「戦争は絶対いけない❗️」と語気を強めることは躊躇してしまっていたのですが、
半藤一利さんの著書に触れて以来、
「戦争は何としても起こしてはならない❗️」
と強く公言できるようになりました。
昨年(2022年)、わたくしはオーディオブックで彼の代表作、
「日本のいちばん長い日」を聴いて度肝を抜かれました。
あの1945年8月15日に向けて、天皇、大臣など政治家、軍人をはじめとする当時の日本および日本人が辿った足跡を実に詳細にあらわしてくれた傑作です。
誤解を恐れずわたくしの感想を言えば、この8月15日を前後した何日かだけでも日本は無茶苦茶だったのです❗️
ただそれは単なる「過去の遺(異)物」「過ぎたこと」と片付けられるわけではなく、現在においても当時の風潮、特に「負の部分」においてそれは色濃く残っているわけなのです。
わたくしの心を捉えてやまないのはまさにその部分。
今こそ歴史、特にこの太平洋戦争を巡る一連の経緯については学ぶことを避けて通れないのです。
既に半藤一利さんの著書を読まれた方は数多いと思います。
もしまだ読まれていない、あるいはこれから読んでみたいと思われる方には、是非「日本のいちばん長い日」よりはかなりコンパクトでありながら深〜い著、
「戦争というもの」から入ってみてはいかがでしょうか❓
こちらの著書でわかるのですが、最期彼は90歳を超えるご長寿ではあったものの、著作業について、またさらには我々日本人に伝えたい部分についても、まだまだ「志半ば」であったのです。
亡くなる間際に最愛の奥様に遺した言葉。
「日本人は、そんなに悪くはないんだよ」
再三にわたり日本(人)のいわば「負の遺産」をテーマとしてきたように思えなくもない彼が何故奥様にそう漏らしたのか❓
学びたいことが多過ぎてパンク気味のわたくしですが💦、
ここを紐解くことは絶対外せません❗️
最後に、
以下のコラムが半藤一利さん全般について実に綺麗にまとめられています⤵︎
作家の保阪正康さんが半藤一利さんのDNAを引き継いでくれていることがこちらからもわかりますが、
これからの若い世代にも繋いでいかなければです♪