佐藤圭汰選手のパリ五輪&箱根駅伝「(勝手に)戦略立案
今年の箱根駅伝では3区で好走しながら、結果的には優勝した青山学院大学にそれまで守ってきた首位を明け渡す走りとなった駒澤大学・佐藤圭汰選手が、海外でとんでもない記録を叩き出しました❢
1月26日にアメリカで行われた室内陸上(1周200メートル)男子5000メートルで、2019年に遠藤日向選手(住友電工)が出した室内日本記録13分27秒81を大幅に更新する13分09秒45を樹立しました❣
この記録は屋外の日本記録である東京五輪男子マラソン6位入賞者・大迫傑選手(ナイキ)の13分08秒40にも僅か約1秒遅れという大記録です♪
最初に申し上げたとおり、箱根駅伝3区の走りも当然称賛されるべきものではありますが、今回の大記録で、現在における佐藤選手の「スピード型」の適性が如実に表れたわけです。
僕は先のnoteで、佐藤選手のトラック(つまりはスピードレース)への適性に少しですが触れています⤵
ただ今回の室内日本記録を見る限り、佐藤選手はパリ五輪では国内にライバルが多い10000メートルで代表を目指すのではなく、おそらく現在日本では無敵であろう&夢の
「13分切り」
をも視野に入れられる5000メートルで代表を目指すのが1番近道ですし、我々陸上オタクにとってワクワクです❣
さらにはパリ五輪本番ではともかく、彼自身も目指すスピード強化に鑑みて、
「1500メートルの日本記録更新」
も目指してほしいものです。
ただ、報道ではまだこのあとも佐藤選手は室内レースを転戦するらしく、1500メートルなど中距離種目に登場する可能性はありますので、そちらでの吉報も入らないとは限りません❢
あとは、佐藤選手個人としても、そして駒澤大学としてもですが、
「来年の箱根駅伝との兼ね合い」
ですよね~♪
来年の箱根駅伝により良い状態で
「どうしても&優先して」臨みたいのであれば、パリ五輪は国内で激戦必至ながらも、より距離が長い10000メートルで目指す手もなくはありません。
ただですネェ、仮に将来マラソンを目指すにしても、マラソンは30歳を過ぎてからも記録が出せることを多くの先人が証明してくれていますし、僕個人としては前々から主張するとおり、
「駅伝は各個人の目標・志向・適性に準じて」
という考えはおそらく一生変わらないので💦、直近のパリ五輪については先ずは5000メートル&本人次第では1500メートルで突っ走って欲しいです❣
「男子版・田中希実」ですねまさに💪
佐藤選手も田中選手も
「マラソンでのブレーク」
は10年後でもOKなのですから🎽
最後に
僕はもう40年近く前になりますが、臨場感満載で楽しめる国内の室内陸上を何回も観に行きました。
最近日本では室内陸上は殆どやらないか、やったとしてもフィールド種目か直線トラックを使う60メートルレース程度...
ヒマとカネがあればアメリカに観に行きたいのですがね😅