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キャリコン資格を取って有料カウンセラーになってから直面した5つの壁

昔、付き合いたての彼女に「好きなアーティスト誰?」と尋ねたら、

「ベッキーと上地雄輔。アルバムも全部持ってるよ!」

とベッキーみたいに無邪気に言われて戸惑った記憶がある。


ベッキーと上地雄輔…。

どちらも歌が本業ではない。副業みたいなものかな?

ベッキーは歌手活動の時だけ「ベッキー♪#」と名乗り、上地雄輔は「遊助」を名乗るらしい。なんそれ。

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彼女とはもう何年も前に別れてしまったし、僕も彼女もベッキーもそれぞれ当時とは違う相手と結婚したのでお互いの現状を知る由もない。


副業で有料カウンセラーになって直面した5つの壁

副業といえば、今月はキャリアコンサルタント国家試験があったようだ。

僕はキャリアコンサルタント試験に合格する少し前から副業としてミートキャリアのオンラインキャリアサポーターとして活動している。

ベッキー♪#と違って本名で活動している。


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今回はキャリアコンサルタント国家資格を取得してから有料キャリアカウンセラーになった時に直面した5つの壁について書こうと思う。

これからカウンセラーとして頑張っていきたい人の参考になれば嬉しい♪#


1つ目 時間の壁

キャリアコンサルタント国家試験の実技ロープレは15分。

ミートキャリアのオンラインカウンセリングは通常75分行う。

ハローワークなどの一般的なカウンセリングでもおよそ1時間程度なので、やはり試験とはかなり違う。

そもそも国家試験の15分という試験時間のうち、その大半はラポール形成に費やすことになる。

養成講座の先生にも言われたけれど、序盤はとにかく相談者の話を聞く。

「具体的にこうしましょう」という話は15分でするべきではない、と。

しかし1時間を超えるカウンセリングの中では当然ながらもっと具体的な話に踏み込むことになる。

「相談者ばかり話をして、カウンセラーから何も助言が得られなかった」と言われればクレームになってしまう。


しかも時間が長いと、その分タイムマネジメントが重要になる。

相談者が話したいことは何なのかを事前に確認しておく必要があるし、その部分に重点をおきながら他の大切な話もしなくてはいけない。

時間が限られている事や1時間で悩みが100%解決するわけではないことを予め理解してもらう必要があるし、とはいえ時間切れで不完全燃焼に終わることは相手にとって良くはない。

2つ目 具体的提案の壁

傾聴が大切であることには間違いないが、有料カウンセリングにおいては「それで私はどうすればよいの?」と悩む相談者に対して具体的な方策を示す必要も出てくる。

その点でいえばキャリアコンサルタント国家試験のロープレはどうせ15分だから具体的な話にまでは進まないだろう、とタカをくくっていたフシがある。

仮にそういう展開になったとして自分がちゃんと相談者にアイデアやヒントを出せたかどうかは怪しい…。

最も重要なことは相談者自身が自分で気づくことであるが、だからといってカウンセラーが何も考えなくていいわけではない。

その人がどんな行動に移せばよいのか、カウンセラーの頭の中でイメージしておけばヒントを出してあげることもできる。

有料カウンセリングは傾聴だけに甘んじてはいけないのである。

3つ目 知識の壁

当然ながらリアルなカウンセリングの場では、出てくる話もリアルである。会社名、職種名、仕事内容、希望する転職先など、具体的な話になるとそれぞれの専門知識は必要となる。

いま振り返ると、キャリコン講座では職種に関する知識や、転職サイトなどに関する学びの機会はほとんど無かった。

また、有料カウンセリングを申込む相談者はキャリアアップ志向の高い人も多いので、当然ながら最新の情報についても学ぶ必要がある。

僕もミートキャリアで仕事を始めた当初は毎日転職サイトをチェックして世の中の仕事の内容を理解するように努めた。

知識よりも大切なことがカウンセリングには沢山あるけれど、それでもやはり自己努力での継続学習は必要だと感じた。


4つ目 スキルの壁

ミートキャリアの先輩サポーター陣は、カウンセリングが上手だ。

カウンセリングというよりも、普段の会話から「分かりやすい」「聞き方がウマい」「こういう質問の仕方があるのか」と感心させられっぱなし。

こればっかりは経験がモノを言う世界なので、自分は修行中の身であると割り切るしか無い。

それにしても相談者が納得するカウンセリングは目指すことが出来ても、「カウンセラー自身が満足のいくときはいつかやってくるのか?」とふと疑問に思ったりする。

5つ目 有料サービスの壁

お金をもらえるカウンセラーになれるかどうか、はキャリアコンサルタントになりたての人にとって最大のテーマかもしれない。

ただしお金をいただくということはそれだけ責任感とプレッシャーもある。

有料である以上は相談者の満足度も追求しなくてはいけないし、だからといって過度に褒め称えたりして問題の本質から目を背けることは違う。

そのためには相談者とカウンセラーの間でゴールを共有する必要があるし、そのゴールへ向かっていく過程と、ゴールにたどり着いた時にこそ本当の満足感が生まれると思っている。

個人的には有料のカウンセリングサービスはもっと認知が広まるべきだと思うし、おそらく近い将来そういう時代がやってくると思う。

そういう時代に活躍できるコンサルタントになるためにもカウンセリングの質を高める努力が必要だと感じた。


早めに実践の場を持つのがオススメ

資格を取得して実践の場に立ってみると、一人前のキャリアコンサルタントになるには時間と労力がかかることを思い知らされる。

しかしそれは自分にとっては望むところだし、その努力は喜んで受け入れたいと思う。

無事に合格して資格を取った人は早めにカウンセリングの実践の場を持つことをオススメしたい。

最後は少し宣伝になるけれど、キャリアコンサルタント国家資格を取っても実践の機会がない人にはミートキャリアサポーターになることもオススメします。最近はキャリアサポーター養成講座も開始したらしい。


ミートキャリアのサポーターはニックネームで活動もできるらしい。

僕も分かりやすい名前に改名しようかな。

「モヤモヤ解消マン」、略してモヤ。とか。




プロ野球のオリックス・バファローズにそんな選手がいたな。

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