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運転・考え方|できたことに意識を向けていたい。

今日は運転した!ドッキドキで!

私はペーパードライバーである。
免許を取ってから一度も公道を走ったことがなかった。
今日は初めて、教習車以外で公道をしっかり運転した。

そして、できたことよりできなかったことに意識があることに気がついた。



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運転が怖くて怖くてたまらない。

ペーパードライバー講習に行って、私の運転に対する恐怖は自己主張が怖いってことなんだと思っていた矢先、交通事故に遭った。といっても、私は助手席に乗っていて、停止線で停止中に正面からぶつかられるという、こちらに過失のない、まさに避けようのない不幸な事故。

こちらの運転に過失があったわけではないものの、事故直後は震えながら警察に電話をした。産後一か月で交通事故って、笑えないけど、笑える。

せっかくペーパードライバー講習で恐怖が和らいでいた矢先の事故、しかも私が運転するはずだった車は事故のために修理行き。運転が遠のく。



今日は同じ車種の代車で、運転をした。

1月から車通勤を目標にしている。が、東京の大きな街道を走るのはやっぱり怖い。車体感覚がわからないから、軽自動車なのにぶつかるんじゃないかとばかり思ってしまう。つべこべ言わずに練習するしかないと、自宅から一車線ばかりで行けるファミレスに行った。ドキドキしながら。

そのあと、夫の提案で職場まで運転してみることになった。東京の交通量の多い二車線を通って。私が免許を取った場所には、そんな交通量の場所なんてなかった。交通量がないということは車線変更も余裕だったけれども、ここは東京、余裕とは言えない。



事故が起こる想像ばかりが捗ってしまう。

今日だけで50km近く運転したけれど、事故につながるほどの危ない場面はなかった。助手席の夫の声に動揺したことはあったけれど。(教習所のみたいに、穏やかに伝えてくれたらいいのに!)

危ない場面はなかったにも関わらず、どうしてこうも事故が起こる想像ばかりが捗ってしまうのか。そんな想像ばかりしていたら、現実になってしまうような気さえする。どうせ想像するなら、いい感じに運転できている想像をしたい。



私、「できた」より「できなかった」に意識がある。

ペーパードライバーだった私が、車線変更もしたし、右左折もして、車庫入れもして、50km近くを走行したんなら、今日は自分を褒めたっていい。やればできるじゃん!意外とできるじゃん!って自信をもてばいい。

にも関わらず、私は事故がなかったことに安堵して、緊張していたことにたっぷり疲れて、もっとうまくできたらよかったのにと思うことばかりに意識がある。つまりは、全然だめだったって思っている。

その思考が全然だめ。

って、さらに追い打ちをかけてすらいる。

よく言えば、できないことに意識がある、できなかったことに気づけるということは、伸びしろに気づけているとも言える。だけど、問題はそこじゃない。怖いという気持ち、もっと運転してみたいという気持ちになっていないことである。練習しようにも、まだ怖いって思う。

行けるぜ!簡単じゃん!って油断をして事故を起こすよりはいいけれども、怖がりすぎるのだってよくない。



・自己主張をすること
・できたことに意識を向けること
・意外と大丈夫を積み重ねること

私に必要なのは、この三つである。

車線変更だって、ウィンカーを出せば慣れた人たちがどうにか対応しようとしてくれる。無理に入れてあげようとしなくても、交通ルールにのっとって自分の運転を貫けばいい。遠慮する必要はない。そもそも、そんな余裕は私にはまだない。



今日は頑張ったぞ、私!
意外とできる!大丈夫!




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