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灯はともる

こんにちは!「函館在住者」のたにです。
1か月西部地区を回り、少しづつこの街の、人の輝き、町の美しさ、一方静かなちょっぴりの寂しさを感じてきています。
以前までの話はこちらから

さて本題に。

豊かな生活って何なんでしょうか??
喧騒が渦巻く街、函館市街地
静かに眠る街、旧市街地西部地区

魅力度ランキングは一位
でも満足度は最下位

みんなきっとないものねだりをしているのでしょう。
欲しいものは何なのでしょうか?
新しいもの?サービス?
物はネットで大体買えます。飛行機にのればどこにでも行けます。
遊ぶところが欲しいのでしょうか?
きっと簡単に手にはいる物は手に入れたらすぐに満足してしまいます。
ではなんでしょうか?

簡単に手に入らないもの。

それは地域の繋がりではないでしょうか???

みんな新しいものを求め、遠くを見れば見るほど、近くの存在の重要さを忘れてしまっているのではないでしょうか?

函館の自分の住んでいる場所ではどう地域に関わればいいのか分かりません。あるのは新しいもの、みんなが求めるような物。
デパート、チェーン店、マンション。
住んでいて感じるのは、繋がりのない小都会。
それはそこに限らず、市街地全般に言えることなのではないかなと思います。

しかし、西部地区に行くと、色々な人が繋がっている事を感じられます。
地域全体での交流も少しずつ生まれている様です。
谷地頭では、一度なくなったお祭りが、地域の人の少しづつの力添えで復活し、多くの人が集まるようになったといいます。
谷地頭に住んでいるのは、ずっとそこに住んでいる人でしょうか?
祭りを再度やろうと言い出した人は移住してきた人だそうです。
谷地頭には移住してきた人が多く、色々な人がいます。
そんな人たちでも、自分たちで楽しさの価値を作っていくことができます。

谷地頭には、温泉が湧き、坂の上の山には動物が住みつきキツネが家まで降りてきます。目の前の海は涼しさを、夜には海の遠く先に見える光が宝石のように輝きます。坂の上に住めば函館の夜景も毎日見えます。車を持てば坂なんか気になりません。年をとれば路面電車に乗ります。

商いをしている人の目線でも、やはり市街地の中では交流が少ないそう。
しかし、谷地頭では、暮らしの上にお店があるので、お店同士の関係は近いそう。

もちろん全国にこんな場所は他にもあるかもしれません。
しかし、その一つとして確かに西部地区は存在します。

そんな事を、僕が以前から訪れたかった店、晴耕雨読さんにいき、お店の人や訪れたお客さんからの話を聞き、考えました。
晴耕雨読が生まれたきっかけも街の店からの繋がりがあってとのことです。
店には女性物の古着や、男性物の古着がおいてあります。
どちらもジャンルはなく、「自分たちの好きな物」を置いているそう。
そんなお二人が、僕が「ニート」という事を告げると、自分たちのことも「ニート」と言って笑い合ってくれたのが印象的でした。きっと彼たちの「生活」が充実しているからなのでしょう。

豊かな生活って何なんでしょうか??

僕は分からなくなりました。

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前回の僕の記事はこちら

⭐︎お店情報⭐︎
晴耕雨読
instagram:@seikouudoku.yachigashira
営業日時:師走の開店日
水よう日  13:00~17:00
土よう日  13:00~17:00
日よう日  13:00~17:00
住所:函館市谷地頭町26
TEL: 0183-22-3320

SMALL TOWN HOSTEL Hakodate
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