超初心者向けのBalatro攻略
※僕も初心者です。アドバイスというよりは情報共有のつもり。ガチ勢の攻略サイトを見たけど知識量が違いすぎてわけ分からん、という人にはいいかもしれません。
Balatroをプレイしている。流行ってることとポーカー題材らしいということくらいしか知らずに始めたが、これはあれだね、デッキ構築ゲームだ。
当初はまずルールがよく理解できなかった。どうやら役に応じて点数が獲得できるということ、その点数を競うゲーム性であることは分かるものの、本来トランプには含まれていない、本ゲーム特有のサポートカードの立ち位置が掴めなかった。
数ゲームこなすまで、ジョーカーは毎ターン勝手に発動し、しかも複数枚保持できるということすらも分かっていなかったくらいだ。
そして、とにかく強い役(フルハウスやフラッシュ、ストレートといった)を揃えればいいのだと勘違いしていた。これは攻略を見ずに始めた者は皆引っかかる罠ではなかろうか。
このゲームの真髄は、強い役を揃えることではなく、弱い役でも高い点数を出せるようにデッキを強化することにある。
僕の至った結論としては、強化したハイカード(いわゆるブタ。ワンペアにもなっていない最弱の役)が一番強い。なぜなら安定して出せるからだ。なにせ1枚で役が成立してるんだからね。逆に、従来のポーカーで強いとされる大役は、Balatroにおいては弱い。なぜなら揃わないから。まあディスカードを何回か繰り返せばラッキーで揃うかもしれないけど、24連勝は難しい。1試合でもアンラッキーで役が揃わなかったら、そこでおしまいである。
なので、目指すべき方向性としては、ハイカードを強化することだ。惑星カード(プルートかな？)を濫用して、ハイカードがレベル7を超えたあたりから安定し出した。
そして強化の方向性を定めたら、その方向にだけ強化し続けた方がいい。ハイカードもフラッシュもフルハウスもと色々な役を強化しようとすると、どれも中途半端になる。お金もなくなる。とにかくハイカードだけを強くしたい。
無闇にパックを引く必要はなくて、
①強いジョーカーを集める
②ハイカードを強化する
この2点だけに集中する。
【①ジョーカーを集める】
チップジョーカー、倍率足し算ジョーカー、倍率掛け算ジョーカーをそれぞれ最低1体は確保したい。できれば倍率掛け算ジョーカーは2体ほしい。
最初は、倍率ジョーカーだけでいいじゃんと思っていたが、やはり元々のチップが少ないと、いくら倍率が高くてもスコアが伸びない。何事もバランスである。
最も成績がよかったランの最終ジョーカーは以下のとおり。
左から、
①バナー：残りのディスカード1枚につきチップ+30/フォイルでチップ+50→デフォルトのディスカードは3枚なので、ディスカードしなければ30×3+50=チップ+140
②イロージョン：デッキの枚数が初期の52枚を下回る場合、1枚につき倍率+4/フォイルでチップ+50→僕は7枚破壊したので倍率+28/チップ+50
③グリーンジョーカー：プレイされたバンドごとに倍率+1そしてディスカードごとに倍率-1→僕はほぼディスカードをしていないので、最終的には倍率+65になっていた。
④ベースボールカード：アンコモンジョーカー1体につき倍率×1.5を与える。
⑤ブループリント：右のジョーカーの能力をコピーする。
⑥カードシャープ：ジョーカースロット+1/プレイしたバンドが既にこのラウンドでプレイされていた場合、倍率×3
となっている。
2回目のハイカードでカードシャープが発動し、それに応じてブループリントも作動するため、スコアが一気に伸びる仕組みだ。
またハンドを出す度にグリーンジョーカーに倍率+1されていくのも地味に強い。
具体的なスコアは、1回目のハイカードは8万点くらい、2回目以降のハンドでは、1発85万点くらい出る。
そうそう、1/4の確率でジョーカーを強化できるカードがパックで引けるので、それは狙った方がいいかもしれない。上記のフォイルというのが強化にあたる。チップ+50は結構でかい。
またショップでのリロール(カードの引き直し)も積極的に行う。究極、Balatroは強いジョーカーを集めるゲームなので。
【②ハイカードの強化】
ハイカードを強化できる惑星カードは全て購入し、惜しみなく使う。
またハイカード強化において、『スペースジョーカー』と『すべてが6!』のコンボが強かった。
スペースジョーカーは、プレイした役を1/4の確率で強化してくれる。つまり1回ハイカードを出したら、1/4の確率で、ハイカードのレベルが上がる。
そして『すべてが6!』は、その確率を倍にする。つまり、1/2の確率で強化される。
この2枚を持った状態で、バンドの限界までハイカードを出すという試行を繰り返せば、勝手にハイカードのレベルが上がっていくのだ。
僕はハイカードデッキにしてしまったから、序盤以降はディスカードをしていない。役を作る必要がないためだ。ワンペアすらいらない。その時に手札にある1番点数の高いカードを1枚だけ出せばいい。正味後半は楽勝だった。
あと、言うまでもないが、敵はスキップしない方がいい。デッキ強化のチャンスをみすみす逃すのは愚か。
というわけでクリア後にエンドレスモードに突入したわけだけど、あっけなく死んだ。
総評として、運の要素と戦略性がうまいこと共存してる、いいゲームだと思う。