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マリオの映画を見た感想

マリオの映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を見た。
大晦日にテレビでやっていたのを録画していて、ようやっと見れた。

※ネタバレありで感想書きます。内容知りたくない方はご注意ください。

いまさらだけど、日本のゲームでおじさんが主役ってめずらしい気がする。
少年少女が主役のものが多いよね。ゲームもドラマも。
(って言ったら母にマリオっておじさんなん?って聞かれたけど、そういえば何歳なんだろう。少なくとも成人男性だとは思うんだけど)

日本語吹き替えの声は若々しいし、おじさんって感じあまりなかったけどたまに「マンマミ~ア」って言ってる声はおじさんっぽかった。
てか、そういえば名前からもイタリア系の人なのか。

昔から馴染みがあるから勝手に日本の子だと思ってたのに、急にマリオが外国人だってなって遠い人に感じてしまった。笑

ゲームは初代はやってたけど(ファミコンが家にあった世代)
あとはマリオカートやったくらいで細かいところは分からなくて、私の感じた違和感も古いマリオ像に基づくものだったら申し訳ないけど…。

まず感じたのはアメリカっぽいな~。ということ。
しっかりマリオがイタリア系の家庭にいるところとか、ピーチ姫が強いところとか。

ピーチ姫って「いつもクッパにさらわれて助けられるお姫様」のポジションのキャラだったから、強すぎて、「現代のディズニープリンセスやん」ってなった。

「自分の力ではなにもできなくて、男の助けを待つだけ」ってキャラにすると、方々から顰蹙を買うからこのキャラなんだろうな~という、大人の都合的なものを感じてしまった。

一方で、ルイージが「助けられるポジション」になったときの目がきゅるんきゅるんすぎておいおい、ってなった。

「女性」をそのポジションにすると批判がくるから男キャラをそっちに配置したのか、っていう世間への配慮を感じてしまった。

誰かをクッパから助ける話にしたいなら、もとのままピーチ姫でよかったんじゃないかな。
「原作改悪だ~」の気持ち。

ので、途中から「マリオ」の映画を見ているというよりディズニーとかピクサーの映画を見ているような気分だった。

完全オリジナルキャラを見るような気分で。

でもダンジョンとか敵キャラとかはマリオの世界でそれはキレイで面白くて楽しめた。

クッパとピーチ姫の結婚式のシーンで大きいキャラ(名前知らず)に踏まれて、亀の甲羅がバイーンバイーンってなってるのはゲームのまんまだったので、好き。笑

細かいところでゲームの動きを再現してる部分は懐かしい気持ちになったし面白かったな。

ただ、終盤でマリオの最新ゲームのCMが流れたので、2時間使った広告映像だったのか、と笑ってしまった。

感想としてはマリオのゲームをやったことが無い人のほうが、不思議な世界観とかを楽しめるのではないかな~と感じました。



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あのすけ
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