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副業で起業してみたけど、実際どうなの?

アノニギワイ公式noteとは?
ブログとオープン社内報その中間のような位置づけで、着飾らず僕たちの素直な思いをお伝えするnoteです。
本日のライター:代表取締役社長 山岡

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 ー副業起業ー それは本業を続けながら副業として会社を設立し、副業として会社を経営していくことです。僕たちアノニギワイは2021年7月1日に3人の創業メンバーで副業起業をしました!!今の仕事(本業)を辞めて起業するいわゆる独立起業ではなく、副業起業という形を取りました。あまりこういった形での副業起業は他社さん見てても少なく、まだまだ珍しいのではないかと思います。

そこで今回は、「なんで独立(会社を辞めて)起業しなかったの!?」「実際に副業起業してみて良かったこと、大変だったことは何?」、そんな疑問にお答えする記事を書いてみようと思います。

起業に対する不安

 どうして僕たちが独立起業ではなく副業起業することにしたか。
 それはズバリ、金銭的な不安が大きかったからです。(はい、いきなりぶっちゃけてます!アノニギワイ広報担当の豊島さんに怒られませんようにw)

 「起業したいと思っているけど、不安」「借金で首が回らなくなるから失敗できない」。何かやりたいけどなかなか踏み出せない人って意外と多いのかなって思います。何を隠そう僕もそのうちの一人でした。
 起業というと、「自分の資金が尽きるまでに黒字化して成功しないといけない」「仮に借入している場合はなおさら失敗できない。」そんなふうに考えていました。当時は独立起業だけを念頭に置いてイメージしていたんですね。
 アノニギワイのサービスを始めることを決めたとき、事業戦略上まずは株式会社を作ってからサービスを立ち上げたかった。けど、サービスを立ち上げ、運営し、利益を得るまで資金を工面できるか、とても不安でした。
 そこで、本業を継続しながらであれば、ある程度資金面に余裕を持ってサービスを立ち上げることができる。それに、何度失敗したって、長期に渡っていろんなサービスにチャレンジすることもできる。そんなふうに創業者3人で話し合い、副業起業することに決めました。

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 実際に副業起業してみると、金銭面に不安がないので、今は精神的に楽しく起業ができています。これは本業で生活費を稼ぎ、土台をしっかり維持しながら新しい挑戦ができる副業起業ならではだと思います。少なくともスモールスタートの起業であれば、「失敗すれば露頭に迷う」といったことにはならないかと思います。
 背水の陣で挑む独立起業より副業企業が一概に良いということではありませんが、僕たちにとっては安定的な基盤を持ちながらも新しいチャレンジを行える環境はとても良いものでした。

時間とのトレードオフ

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 ただ、副業起業にも大変なことはあります。やっぱり、金銭的・精神的安定と時間はトレードオフなんです!そう、副業起業は忙しい!!!
 平日は普通に本業を行いながら、休日に副業の仕事を行わなければなりません。
 今のアノニギワイでいうと、法人設立やクラウドファンディング、サービスサイトの制作を全て自前で行っていますので、ヒーヒー言いながらタスクをこなしています。能天気+せっかちな社長(僕)が、いつも「とっっても」厳しいスケジュールを立てるので余計にです(笑)。
 役所に提出する書類を締切前日の深夜にコンビニで印刷し、眠い目を擦りながら押印していたのも今では良い思い出です(笑)。


本業のノウハウとの相乗効果

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 でも、圧倒的に時間が足りないからこそ、時間の使い方が上手くなったような気がしています。それはアノニギワイやプライベートに限らず、本業についても貴重な時間を大切にするようになりましたし、無駄な時間に対するアンテナも高くなったと思います。実際に、副業を始めてからの方がパフォーマンスが上がり、役職をつけていただくことにもなりました。

 他に副業起業しててよかったなと思っているのは、本業のノウハウを副業に活かし、副業のノウハウを本業に活かせることですね。僕は本業で法務の仕事をしているので、日々変わりゆく法改正に対応した利用規約、契約書のドラフトの作り方だったり、法人登記関連の進め方を学ぶことができます。アノニギワイの仕事だけに専念していると細かな法改正情報などまでチェックするところまで手が回らなかったかもしれないので、ある意味本業で強制的に法務ノウハウを学ぶことのできる環境はとてもいいですね。
 逆に副業の中で学んだ経営的な視点、ビジネス感覚が本業にも活きてきていると実感しています。どうしても法務の仕事はリスクだけを見てしまいがちです。しかし、副業で実際の経営に携わることで、リスクとリターンのバランスをとりながらより事業を推進していくためにはどのような法的アドバイスをすればいいのか、という考え方が身につきました。

やりたいことを追求

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 そして何より自分たちでやりたいビジネスを追求すると、ありえないくらい世界が変わったなと思いました。本業でも裁量を持って業務を任せてもらっていますが、会社員である以上、最終決定権が自分にないことが多いです。そうすると、どうしても判断軸を上位者に合わせないといけない場面がある。それが人によってはモチベーションの低下を招くこともあります。きっとそんな僕の考えと同じ会社員の方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
 けど、自分たちのビジネスでは自分たちの求めている、やりたいと切望しているビジネスを追求できます。もちろん相当な責任を伴いますが、それはそれで刺激があってとても楽しいです。

 ・・・と、ここまですごくイケイケな感じで書いていますが、本来僕は石橋を叩いて割っちゃうくらい心配性で臆病な性格です。そんな僕が起業という道を選択できたのは、(もちろん副業という形式だったのもありますが)一緒に立ち上げに携わってくれたメンバーがいたからだと思います。とても幸運な環境に感謝しています。
 もしかしたらこの記事を読んでくださっている方の中にも「起業してみたいけど不安。。」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。ちょうど1年ほど前の自分と同じように。この記事はそんな方のために書きました。きっとあなたの周りも幸せな環境だと思います。気づいてないだけで。この記事が勇気ある一歩の後押しになれば嬉しいです。

最後に

2021年7月に株式会社アノニギワイを設立してからまだまた3ヶ月半しか経ちました!まだまだ会社設立というスタートラインに立っただけの状態ですので、これからも「地域承継」という目標に向かって突き進んでいきたいと思います。

以下、興味ある人は是非覗いてみてください!

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▼ Twitterアカウント(山岡)
https://twitter.com/anonigiwai_CEO
▼ 株式会社アノニギワイ(公式HP)
https://anonigiwai.jp/


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