29歳、社長になる。
アノニギワイ公式noteとは?
ブログとオープン社内報その中間のような位置づけで、着飾らず僕たちの素直な思いをお伝えするnoteです。
本日のライター:代表取締役社長 山岡
「あの賑わいを人へ、社会へ、そして未来へ。」そんな企業使命を掲げ、人の笑顔、活気ある声、未来の明るい希望を社会に提供したい。そんな思いから始めた株式会社アノニギワイ。
今回は、アノニギワイの代表取締役社長である私山岡が、会社の設立経緯や設立にあたって感じていたことを綴っていきます。
岡山時代に感じていたこと
岡山県出身の私は、広島の大学を卒業後、岡山の法科大学院に進学しました。元々経済学部だった私が法科大学院に進んだのは、大学時代の教養科目で法律の面白さに魅せられたからです。しかし、弁護士や裁判官といった法曹への憧れは薄く、法廷で依頼人や原告・被告などの他人の裁判をやるよりは、「法的視点を持った経営者として自分のビジネスを進めていきたいなぁ」「できれば生まれ育った地域や社会のために何か貢献できるビジネスがいいなぁ」と漠然と考えていました。
そのため、司法試験を受験した後、地元岡山県のメーカーに法務担当者として就職することにしました(結局、司法試験は落ちてしまいました)。この会社は老舗のメーカーだったので、法務を含めた管理部門の体制やOJTもしっかり整っており、法務のいろはを学ぶことができる有意義な環境でした。
ただ、伝統的な会社であるが故に、どうしてもリスクを回避するための予防的な法務の毛色が強かった。。リスクを回避しすぎて消極的な法務提言しかできないことに違和感を覚え、日に日に自分の中の「もっと法律を戦略的に使ってビジネスを推進していきたい。」「そしていつかは自分でビジネスができるように知見を広めたい。」そんな思いが強くなり、東京のベンチャー企業への転職を決意しました。
東京時代
東京での仕事はとても刺激的でした。スピード感や業務量もそれまでとは比べ物になりませんでしたが、何より「新しい事業」「社内で誰もやったことないこと」に法務の面で携われることがとても楽しかった。新規事業の特許や商標出願をしたり、海外の子会社を設立したり、一人法務だったこともあり、戦略的な法務も含めて企業法務のありとあらゆる経験ができました。
ただ、どうしても経験できなかったのは、「自分のビジネス」として何かやってみる経験でした。サービスの構想段階から法律面のアドバイザリーに入るなど、「事業部目線に立った法務」になることはできましたが、あくまでそれは法務としての立場でしかありませんでした。
会社全体を見なければいけない管理部門の立場上、社内で「自分のビジネス」をやることはかなり難しいのは分かっていました。それでも私は「自分のビジネス」をやってみたかった。それも地域貢献・社会貢献できるようなビジネスを。そう思っていたときに同じ部署に勤めている豊島(現:株式会社アノニギワイ取締役CMO)から「函館の『地域承継』で起業しないか」という誘いを受けました。
私はこの誘いに即答で「やりましょう!」と答えました。ずっとやりたいと思っていた地域貢献的な「自分のビジネス」の実現に向けて一歩踏み出すことのできた瞬間でした。
決意から行動まで
アノニギワイの「地域承継」事業はHP制作を根幹にしているため、CTOとして会社立ち上げ経験のあるエンジニアの松田さん(現:株式会社アノニギワイ取締役CTO)にもアサインいただきました。3人でアノニギワイが始動したのは2021年4月でした。
会社設立を決意してからの約3ヶ月間は怒涛のスケジュールでしたが、なんとか2021年7月に株式会社アノニギワイを設立することができました。その間3人で行ってきたことは別の記事にまとめようと思いますが、どんなに大変でも自分のやりたいことに向かって進んできたこの3ヶ月はとても楽しい時間でした。
まだまだ会社設立というスタートラインに立っただけの状態ですので、これからも「地域承継」という目標に向かって突き進んでいきたいと思います。
以下、興味ある人は是非覗いてみてください!
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▼ 株式会社アノニギワイ(公式HP)
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