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anon future magazine

未来を複数化するメディア〈anon press〉のマガジン。SFの周縁を拡張するような小説、未来に関するリサーチ、論考、座談会等のテキストを配信していきます。更新頻度は月4回程度…
〈anon press〉ではビジネスとフィクションを接続することを目指し、SF作家・文筆家・エンジ…
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#kindle

天沢時生『Uh-Oh』

 ヤバい小説が間もなくリリースされます。  著者自身、とても気に入っている作品で、これまで出版各社に掛け合ってきたのだけれど、なかなか快い返事をもらえませんでした。編集者が口を揃えて言うことには「めっちゃ面白いけど色々ヤバいので商業出版はハードモード」とのこと。  掛け合っておいてなんですが、俺もそう思う。  なので、さすがに塩漬けかなあ、といっときはあきらめかけていたのですが、anon pressの樋口恭介さんに相談したら「とりあえず出すことは決定で」とソッコーで返事が来た

青島もうじき『破壊された遊園地のエスキース』

〈anon press〉から電子書籍第一弾となる、青島もうじき『破壊された遊園地のエスキース』が発売されました。 ◆収録作品 2021年の『異常論文』に発表した「空間把握能力の欠如による次元拡張レウム語の再解釈およびその完全な言語的対称性」で彗星のごとく商業デビューを果たした著者の初短編集です。 これまで〈anon press〉にも「ロプノールとしての島」「サロゲート」といった傑作短編を発表してきた著者が、その膨大な著作群から6作をセレクトし、表題作「破壊された遊園地の

【重要なお知らせ】 anon pressより電子書籍を5つリリースします

 これまでnoteを使って週に一度、SF小説を中心として、未来を探索するための様々な記事をリリースしてきたanon pressですが、このたび事業を拡張し、電子書籍(Kindle)の制作も行っていくことにいたしました。  つきましては来週以降、anon pressより電子書籍を5つ、Kindleにて順次リリースしていきます。  現在リリースを予定している作品は下記のとおりです。なお、いずれも作品集(SF短編集)です。 青島もうじき『破壊された遊園地のエスキース』(3/8発