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加工デンプン(加工でんぷん)の安全性について調べてみた。
こんにちは、ANOMAです!
昨日は乳化剤のお話が人気だったので、今日は加工でんぷんのお話をしてみます。
先に書いておくと、これは安全性や危険性を煽るようなnoteではなく、あくまで現在の研究のまとめです。みなさんがたくさんの知識を蓄え、より健康に暮らせますように...!
念のため...。ANOMAの加工でんぷんの使用量は、世界で最も厳しいと言われる「EU(ヨーロッパ連合)の定める6才以下のこどもが摂取していい安全量」以下を基準として使用しています。
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そもそも加工でん粉とは
加工でんぷんという表記は、冷凍食品やカップラーメンなどでも見かけると思います。加工でんぷんはアセチル化アジピン酸架橋デンプン・ヒドロキシプロピルデンプンなど12種類があり、もちもち感を出したりネバネバ感を出したりするのに使われます。
そうか、食品を科学的にもちもちにするのか、なんだか怪しそうだと思うかもしれませんが、元々でんぷんってもちもちしていると思います。(パスタやうどんなど)
そんなものだと思っていただければと思います。
加工でんぷんの安全性
加工でんぷんについては、実は歴史が長いこともあり、各国でたくさんの安全性に対する研究が行われています。結論、ほぼ全ての機関が「安全」と結論づけてます。
ただ、食品や添加物って「政府の裏事情」もあったりなかったり...というのはよくある話なので、各研究はもちろんのこと、厚生労働省の評価、米国食品医薬品庁(FDA)における評価、欧州食品科学委員会(SCF)における評価を参考にしてみます。(さすがに世界中で安全といわれてたら、安全でしょう...!)
まず、日本の厚生労働省については、2007年に加工でんぷんの安全性を一種類ずつチェックしていますが、ヒトに対する安全性は担保されていると結論づけています。
欧州食品科学委員会(SCF)も、ほぼ厚生労働省と同じ見解で、特に制限なく使用しても安全だとしています。ただし乳幼児については5%以下の濃度で使用すべきとしています。また、ピレンオキシドで処理したデンプンについては、乳幼児向け食品には用いるべきではないとしています。
最後にFDA、アメリカの見解をみてみます。アメリカでは加工でんぷんの歴史は非常に長く、およそ70年前から認められていました。よってFDAも、食品への使用を許可しています。
なぜ加工でんぷんは危険扱いされることがあるの?
これほど安全性が担保されているのであれば、加工でんぷんはなぜこんなにも危険扱いされているのでしょうか。
調べてみると、「国際がん研究機関」が"発ガン性があるかもしれない"と発表していて、それが「危険」と称されている原因のようです。
発ガン性について
国際がん研究機関(IARC)によれば、加工でん粉の一部は「グループ2B」に分類されています。同じグループに分類されてるのは、漬物や携帯電話です。
ちなみに、これより発ガン性が高いと判断されているものにグループ2Aがあり、これには赤身肉(牛肉・豚肉・羊肉)も含まれます。
したがって、発ガン性のリスクは極めて低い(これを気にするなら携帯禁止、お肉なし、漬物もだめ)、というレベルです。
まとめ
今回は、さすがに小難しいお話になってしまいました...。食品添加物の中には、もちろんまだ安全性が担保されていないという評価のものもありますが、加工でんぷんは、安全といえそうです。
ANOMAの理念は、「持続可能な粉末栄養食を提供する」ですが、持続可能(Sustaiable)には、環境のこと以外に健康も含まれます。みなさんがより健康に近づくための情報発信、私もがんばります...!
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