【全体論】慢性化は局所ではなく全体を観る◎自浄作用は無意識の領域!!
なかなか治らない不調は局所だけでなく全体的に観る必要があります。
長年の膝腰の痛みが取れない
肝臓の数値が悪い
頭痛が頻繁にある
骨格が変形している
等といった辛い不調があります。
その時、
膝腰が痛いから整体で治す
数値が悪いから数値を平均にする薬を飲む
痛みを抑える薬を飲む
手術をする
など局所的な対策が一般にあります。
・整体の在り方によっては膝腰どころか全体を治すケースもあるので一概には言えませんが、良くなる傾向がなければ解決は難しいです。
・数値とは、そもそも誰をベースにしているのかが不明です。
健康で病気をしない人、1000人の平均検査数値であれば基準になりますが、年々基準値は変化するため根本的な懐疑があります。
また恐れる心こそ数値に影響します。
なぜなら、白衣を見る、ストレスを感じる、だけで血中や自律神経は変化します。
そして病にフォーカスしているため、人体周波数から問題があるため、より慢性化解消が難しくなります。
・痛みを抑える痛み止めは症状を繰り返すと言うことは、服用する人、出す人も本当は体感理解されていると感じます。
・手術については、異常骨格を治せる領域が非常に少ないため、大きな変形や強い痛みがある方は必要な治療です。
※個人的な話
異常骨格については数件、手術させずに改善できた例はありました。
しかし、複合的問題が強い人は難しいレベルになると感じています。
例えば20~40代の急性的な骨格異常であれば体内異常との関連は少ないため治る可能性は高いです。
反対に肝臓、腎臓など臓器の慢性異常がある場合は体内環境を変えていかないと難しい内容になります。
これは、すべての治し方に関係します。
【全体と局所】
肝臓が悪いから肝臓を治す治療
と言いますが、身体は循環して生きているため、肝臓のみにアプローチしても本当の解決にはなりません。
※肝臓は例えです。
人間には、他の臓器、全身をつなぐ血管、全身の指令(脳)と言ったように調和して働いています。
しかも、無意識の領域(自動)で機能してくれる優れものです!
すると、局所のアプローチのみでは改善が難しいのが見えてくるかと思います。
極論を言えば、身体が分離していれば、局所治療は成り立ちます。
しかし、繋がっているのであれば、全体を把握することは非常に重要な要素です。
【一番分かり易い改善】
やはり、全身を繋ぐ血液を良くする方法が優れた治療になります。
肝臓の不調も血液の状態がダイレクトに影響するため、状態が良ければ負担も軽減されます。
軽減されると脾臓、膵臓、腎臓といった各臓器も同じく負担が減ります。
このように良い循環・悪い循環があるため見極めるには根幹を認識することが大切です。
血液を良くするには、難しいことではなく、無意識(自動)に改めて任せる方法が有効です。
有名な方法は、断食(ファスティング)があります。
なぜなら、何もしないとは、無意識に自浄作用を促すシステムが働くからです。
ただ、注意点としては恐れがある場合は実践しないこと。
無理に実践すると自覚のない大きなストレスに繋がります。
そのため、小麦を断食したり、人工添加物を避けるような引き算断食がおすすめです。
痛みの慢性化の場合、薬なしで自然に炎症が治まれば成功になります。
他にも変化を体感・認識しながら実践すると効果がより高まります。
【まとめ】
治す根幹は案外身近にある。
血液に毒素が蓄積されるものは、やがて全身に影響する。
食べ物は腸内環境をつくる。
自浄作用も無意識の領域。