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サバイバー短歌紹介✨<ちぃさん>

こんにちは!プロジェクトメンバーのayaです😊
梅雨明けの兆しの太陽が見え隠れする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、お知らせした「あの風チャレンジ」ですが、
お題の「退院」にまつわる短歌や写真を沢山送っていただきありがとうございます☆
パワーアップした「あの風チャレンジ」ということで、今後はお題にまつわる皆さんの短歌を写真に載せて紹介していきます!

早速、
あの風チャレンジ「退院」のお題でちぃさんからいただいた一首をご紹介します!

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明日から普通の日々が始まって今の普通が特別なんだ
                作:ちぃさん

今回は、ちぃさんの素敵な短歌と、ayaの退院にまつわる写真との”コラボ作品”となっております(*^^*)
そしてそして、
ちぃさんにこの短歌を作るもととなった退院エピソードについても、お伺いしました。

入院中(特に脳転移の)、麻痺があり上手に歩くこともできず、点滴につながれ、今まで普通にできていたことの有り難さを感じました。
「普通に」歩けること、食べられること、手が動かせること・・・・そんな普通の有り難さを再確認した体験を今回の短歌に詠みました。
退院すればゆっくりなんてしていられず、祖母の介護や家事などの日常に戻りますが、それでもその当たり前の普通の毎日が本当に特別なんだと入院中思うようになりました。

確かに、”自分の身の回りのことを自分でできる”ことがどんなに素晴らしいことか、不自由になってみて初めて知りますよね。。
そして、特にAYA世代の女性サバイバーは退院したその日から
自分の身体のこと以外にも、家庭のことや仕事のこと、子供のことなど頭を切り替えて生活しなければいけないので、入院中とは違った苦労も抱えますよね。

ちぃさん、お忙しい中とても貴重な経験について教えて下さり、ありがとうございました。

ちなみに、
今回ちぃさんの短歌とコラボした写真は、私ayaの退院直前の写真です。

当時、いつも忙しい忙しいとばかり思っていた日常に戻るドキドキはありましたが、一日中ベッドの上に居るよりも元気に忙しくできる事がずっと幸せなことだったんだと感じながら、拝むような気持ちで朝日が昇るのを見つめていたことを思い出します。

退院するちぃさんと退院する私、そして今こうしている間にも退院されているサバイバーの皆さんとは、少なからず共通する想いを胸に抱えている点でどこかリンクしているのでしょうね。

そう思うと、サバイバー仲間と一緒に何かをするって、やっぱりとても心強いような気持ちになります。
私はサバイバーになっても決して一人じゃない!と(^_^)

さてさて、
このような形で、「あの風チャレンジ」ではいただいた短歌や写真を当時の作者のエピソードとともに紹介していきます!
サバイバーならではの写真は、参加者以外の方でも大歓迎ですので”あの風”公式インスタグラム(@anokaze31)のDMよりお送りください!

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