2020年2月の記事一覧
失われたKing Gnu のワルさ『Tokyo Rendez-Vous』と『傘』を聞いて思うこと
良いアルバムには、良い一曲目がある。一曲目が良ければ良いほど、アルバムの世界観に没入できる。宇多田ヒカルの『道』にしろ、米津玄師の『飛燕』にしろ、良い一曲目はそのアルバムがどんな意味を持つのかを示してくれる。その上でリスナーをワクワクさせてくれる。次の曲は何? アルバムをどう締めるの? 否応無しにそんな期待をさせられる。アーティストにとってアルバムの一曲目は、所信表明の意味合いがある。それ故に
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