イシガメの子が姿を見せなくなりました
10月に入ってからというもの、昨年から庭の池に居候をしているイシガメの子がエサを食べたり、甲羅干しをしたりする姿を見かけることがパタリとなくなりました。
ひょっとするといよいよこの池が嫌になってどこかへ旅立ったのか?とも思いましたが、野生のカメたちは季節が進んで気温が下がると徐々に餌を食べなくなって、15℃以下になると冬眠に入ると言われていますので、たぶんこのイシガメの子も活動エネルギーが低下しているのでしょう。
ちなみに、カメの冬眠場所は棲んでいる環境によって池の底、沼の中や川の淵に溜まった落ち葉の中、岸辺の水中の穴の中など様々です。この池の場合だと、水底に溜まった泥の中あたりでしょうか。(^^)
じゃ、水の中で冬眠するときに呼吸はどうしているのでしょうか?
普段、カメは定期的に水面に顔を出して呼吸をしますが、冬眠中は仮死状態ですのでこのような息継ぎはせず、肺に蓄えていた酸素を活用しつつ、その酸素が少なくなると皮膚や粘膜から水中に溶けている酸素を取り入れる皮膚呼吸をしているそうです。
というわけで、昨年のパターンで行くと、たぶん来年の5月頃までは姿を見せることはないでしょう。
また、春にあおうぜ。
それまで元気に冬を越せよ。(^^)
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