
つくね芋にむかごが?できないはずなのにできてましたけど。w
畑で作っているつくね芋にむかごができました。
一般的にヤマイモの中でも「つくね芋にはむかごはできない」とされています。いつもお世話になっている「タキイ種苗株式会社」のつくね芋の紹介記事にも「ムカゴはできない」と明記されています。
主に西日本で栽培され、関西では別名‘ヤマトイモ(大和芋)’と呼ばれる。ムカゴができず、栽培もやや難しいが、丸形でヤマイモの中で特に粘りが強い。栄養価も高く、昔から滋養強壮食品として親しまれている。スライスして生食、すりおろしてとろろ汁、また強い粘りから和菓子の材料などにと、広く利用される。
つくね芋はヤマノイモ科、ヤマノイモ属の芋でして、ヤマノイモ属の芋は大きく分けて次のように分類されています。
①自然薯(じねんじょ;日本の山に自然に生えているヤマノイモ)
②大薯(だいしょ;熱帯地域で広く栽培されるヤムイモ)
③薯蕷(しょよ;畑で作られるナガイモ)
の三種類があり、さらに薯蕷は次のような種類に分けられます。
・長芋群…… ムカゴができる
・イチョウ芋群…… ムカゴができる
・つくね芋群…… ムカゴはできない
ちなみに、このつくね芋は以前近所のオッサンから頂いて育てたもので、昨年収穫したイモ3つを種イモにしています。(^^;)

ま、できちゃったものはしょうがない。よくわからなかったので、いろいろ検索していましたら「やまむファーム」さんのHPにヤマイモの栽培方法のページを発見。(^^)
こちらには「つるが垂れ下がるとむかごができやすくなって、イモの肥大が抑制されてしまいます。必ず支柱を立てて、つるを上の方へ伸ばしましょう。」と書かれています。これはヤマイモ一般の話ではありますが、どうやらつるが垂れ下がるとむかごができやすくなるらしい。



さて、我が家のつくね芋のむかごをどうするか?9月から11月にかけてが収穫時期らしいので、熟したところでむかご飯にして食べるのもいいですが、できたらむかごからつくね芋を育ててみたいですよね。

同じく「やまむファーム」さんのHPにむかごからヤマイモの種イモを作る手順が書いてありました。これもヤマイモ一般の話ではありますが、たぶん同じ要領で行けるんじゃないかな?
1.収穫したむかごを数日陰干しし、発泡スチロール箱に入れて涼しい室内で保管
2.翌春、ポットに培養土を入れて1粒ずつ植え付け
3.芽が出て、つるが伸び始めたら畑に定植
4.晩秋にイモを掘り上げて保存し、翌春に種イモとして利用
なるほどねえ。
2年がかりなんだ。
でも、そう難しくなさそうだし、
秋になったら収穫して
来年はやってみようかな。(^^)
いいなと思ったら応援しよう!
