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私の大好きだった小さなおみみ。

こんにちは。

今回は私のお耳について
隠しているわけでもなく、かといって積極的にオープンにしているわけでもなく。
聞かれたら答えるよ。というスタンスでおります。
でも聞かれなくてもここには書いておきたいテーマの1つ。
私は口下手なので、思っていることを話すよりも、書くほうが気楽なのです。

私は小耳症でした。両方のお耳が生まれつき小さかったのでした。
小耳症は耳の穴が閉じていたり狭かったりするので、聴力にも問題が出ます。片方が小耳症の人もいます。私の聴力は右が75dB、左が65dBです。
私は小学生の時に耳をつくる手術をして、小さいお耳ではなくなりました。
小さいお耳があったところに、私の肋軟骨を移植して普通の大きさの耳を新しく作り直したのです。
この手術をして、私は小さなお耳とお別れしました。

私は、自分の小さな耳が嫌いではありませんでした。
変なかたちだけど、ぷにぷにしていてかわいくて、愛着がありました。
小さなおみみを可愛いおみみだねと言われると嬉しかった。

小さなおみみはもう無いけれど、
小さなおみみだったことをふと思い出して、
小さなおみみが大好きだったと認めることで、
昔の自分も今の自分も丸ごと愛して
前を向いて進むことができると思うのです。

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