歯周病は怖い病気 〜未来の健康を守るために〜
歯周病は、感染症としてギネスブックにも載っているほど深刻な病気です。特に怖いのは、痛みを感じないまま進行し、知らないうちに骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまうことです。
患者様から「前の歯医者ではクリーニング一回で終わったんですけど」と言われることがありますが、歯周病の治療は一度で終わるものではありません。進行状況によって異なりますが、継続的な治療とケアが必要です。もし一度のクリーニングで治療を終えるようであれば、それは十分な治療ではなく、結果的に歯を守ることが難しくなります。
また、「回数がかかり過ぎる」と言われることもありますが、実は治療の進行には患者様自身の生活習慣が大きく関わっています。例えば、喫煙、不規則な食生活、間食の頻度が多い、歯磨きが不十分、さらには歯ぎしりや爪を噛むなどの悪習癖があると、治療の効果が出にくくなります。生活習慣を見直さないままでは、何度治療を行っても根本的な解決にはなりません。
私たちは、歯周病の治療において、患者様一人ひとりに合った丁寧な治療を提供することを大切にしています。治療はもちろん重要ですが、その後のセルフケアや生活習慣の改善も、健康な歯を維持するためには欠かせません。
自分は将来どうなっていたい???
さて、70歳を超えた時、あなたはどんな状態でいたいですか?長生きしたいと思いますか?それとも、病気を抱えながら長い時間を過ごすことが理想でしょうか?
私は、健康で、誰のお世話にもならず、今まで通りの生活を続けたいと考えています。質の高い長寿を手に入れるためには、今からの取り組みが大切です。
歯の健康を守ることは、食事を楽しみ、全身の健康を保つためにも非常に重要です。今からできることを始めて、未来の健康を一緒に作っていきましょう。