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2月9日_粉雪チラチラ
【140字小説】
雪が降っていた。晴天の空からチラチラと、あまりに小さな粉雪が光るように舞っている。風は冷たいのに当たる陽は暖かく、どこか知らない世界にいるようだ。子どもたちがキャッキャと雪を投げあっているのを見て、やがてくる手指の冷たさを思う。私はそれだけで何もせずに空を見たりする。幸せを思う。
【140字小説】
雪が降っていた。晴天の空からチラチラと、あまりに小さな粉雪が光るように舞っている。風は冷たいのに当たる陽は暖かく、どこか知らない世界にいるようだ。子どもたちがキャッキャと雪を投げあっているのを見て、やがてくる手指の冷たさを思う。私はそれだけで何もせずに空を見たりする。幸せを思う。