
1204_満腹から空腹へ
【140字小説】
私の頭の中は仕事で満腹だった。これはいけないと、残り少ない私の時間で好きなことを始めた。たくさん始めてウキウキしながら、やがて満腹は溢れてこぼれ始めた。いくら好きでも満腹の上に入れればこぼれる。1つずつ丁寧に消化した。空腹になったら今度は好きなものから食べていく。その日のために。
【140字小説】
私の頭の中は仕事で満腹だった。これはいけないと、残り少ない私の時間で好きなことを始めた。たくさん始めてウキウキしながら、やがて満腹は溢れてこぼれ始めた。いくら好きでも満腹の上に入れればこぼれる。1つずつ丁寧に消化した。空腹になったら今度は好きなものから食べていく。その日のために。