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1202_エベレーター

【140字小説】
私は毎日このエベレーターに乗る。四角い箱のこれには私の知る人も知らない人も、私を知っている人も私を知らない人も乗る。そうして一緒に降りるけれど皆違う人である。一緒に間違った箱に乗っているけど皆間違ってはいない。いつか一緒に正しい箱に乗れるように今日もまた私は、エベレーターに乗る。

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