1122_見えない道
【140字小説】
ある場所に、通常は目に見えない道があるという。それは空に向かって、もしくは地中に向かって伸びている。そこに行く手前の道は、日当たりが大層よく、日中は眩しすぎて目を開けていられないらしい。そこで閉じてしまえばもう最後。そのまま「見えない道」に乗せられる。どこへ行くかは誰も知らない。
【140字小説】
ある場所に、通常は目に見えない道があるという。それは空に向かって、もしくは地中に向かって伸びている。そこに行く手前の道は、日当たりが大層よく、日中は眩しすぎて目を開けていられないらしい。そこで閉じてしまえばもう最後。そのまま「見えない道」に乗せられる。どこへ行くかは誰も知らない。