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1227_同じで違う朝

【140字小説】
「間もなく終点です。」通勤電車の中で車掌がアナウンスをする。「次は終点······」車掌が駅名を告げようとしたその時「ひっく」と車内に響いた。車掌さん、しゃっくりしたらしい。「えー間もなく終点です」何事もなかったように続けた。昨日と同じ朝だが今日は違う朝。そんな毎日が1年となる。

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