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1015_角と歪み

【140字小説】
角が合わないでいる。会議室の長机を四角形に並べているのに、一角がどうしても合わない。まるでその他の角が合っているように言っているけれど、きっとどれも合っていない。それを無理やりに合わせ込み、結局、最後の角でズレが生じる。私はズレた角をそのままにして、会議室を出た。歪みは直せない。

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