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1027_誠実な正義の嘘

【140字小説】
私の空がどんよりと鈍く曇っているのはいつものことなのだが、今晩の私の空はとても澄んでいる。それは私が今日、誠実な嘘をついたからだと思う。とても綺麗で必要な大切な嘘である。そんなものを私は、胸に抱えて1日を過ごし、見上げた空がこんな風に特別に住んでいるのなら、私はこれを正義と呼ぶ。

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