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2月3日_起きるは生きる

【140字小説】
目覚めると朝だった。カーテンから漏れる光は輝くそれであったし、同じ音を刻む目覚まし時計はやかましい。仰向けで見る天井はいつもと変わらず真っ白で、余計に陽の光が輝いている。目が覚めると朝でそれはもういつもと同じ。そうしていつもと同じであることを今朝もまた心から喜べることも毎朝同じ。

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