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1021_雨が降って

【140字小説】
私は雨音を聞きながらうとうとと眠くなっていた。さぁさぁと降いう弱い雨にざぁざぁという少し強い雨が混ざって落ちる。その音を聞き分けようと集中して私は眠くなる。目を閉じて、私は泣いている。もっとちゃんと、愛してあげればよかった。雨にも涙にも、ストレス物質が含まれていると思う、たぶん。

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