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0923_湖畔にて

【140字小説】
緑色に濁る湖が目の前に広がった。その奥にある木々が秋の風を揺らして運び、やがて私の頬に触れる。触れる。隣を歩くあなたの手が私に触れる。触れる。そのまま手を繋いで湖の周りをゆっくりと歩いている。手作りの遊園地や理想の館があり、小さきものや旅人がそこに笑う。私もあなたもそこで笑った。

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