見出し画像

ベビーダンスが教えてくれたこと<親子共同参画>

今でこそ在宅ワークなどで「子どもがそばにいて仕事ができる」みたいなことが、受け入れられる世の中になってきたなと思います。
実情としては、そううまくはいかないことも多々ありますが・・・。
ベビーダンスに出会って、インストラクターになりたいと思った魅力の一つが「我が子を連れて我が子と一緒に活動(仕事)ができる」というところでした。
赤ちゃんを抱っこしてステップを踏むプログラムのベビーダンス。
むしろ、我が子を連れて行って、レッスンの中で抱いて、あやしながら教えられる、教えながらあやせる!
我が子がアシスタントになって、一緒にお仕事できる!

社会に出て活動やお仕事はしたい・・・でも、母が必要な時期の幼い我が子と分離しなければならないのは、心苦しいというか、疑問に思っていて

だって昔は、子どもをおぶりながら接客する八百屋さんとか定食屋さんとかのおかみさんの姿があったというじゃない?
どうしてそれが今はできないんだろう?やっちゃいけないんだろう?
できる世界はないんだろうか???

と思っていたのです。
だから、「できるやん!!」というベビーダンスインストラクターの道は
私にとってはぴったりだったのです。

その疑問とか「子どもが一緒に居ても許されて仕事できる世界をイメージしている」というのは我が子2人がベビーダンス適齢期を過ぎた今でもずっとあります。

子どもたちが2人とも保育園に行き始めて、昼間の短時間にできる仕事を探しました。心折れるくらい、なかったんです・・・。
「二人の幼児がいて、ほぼワンオペで育児してて、9時から15時くらいで週3日くらいの勤務を希望する40代主婦」
応募しても、落ちまくりました。多分10社以上応募したけれど・・・。

でも、それは私としては譲れない現状だし、ベビーダンスの活動も、子育てサークルの活動もやめたくない!(ライフワークだから)

願い続けて、探し続けて半年以上たちました。

ある時、扉が開いたように、それらが叶うお仕事に4種類も繋がりました。

・ベビーダンスの出張講座が増え、いろんなところからお声をかけてもらえるようになった。これは全て平日昼間のお仕事。
加えて、協会理事として、隙間時間や深夜にミーティングや作業ができるお仕事も増えた。

・ボイトレスクールの講師になった。短時間スポットで生徒さんとスケジュール調整をしてできるお仕事。子ども同伴OKで、レッスン中は待つ場所もあり、スタッフの皆さんがやさしいので、子どもたちは大喜び。

・「みんなで都合をやりくりして、得意不得意をうまく組み合わせながら、連絡を密に取りながら臨機応変に現場を回していきましょう!」という施設運営のバイトに出会えた。子育て主婦も多いので、突然のお休みなどは皆普通にあって、それを互いに協力して支え合い、誰も休むことを責めたりしないし、誰かが一人で負担を抱えていることもほぼない。(社員さんは調整が大変そうではあるけれど、マルチタスクがハイレベルにできる20代のスーパー社員さん。尊敬しかない)神バイト!
しかもそこで、新入バイトにも関わらず、イベント企画運営に携わらせてもらっている。

・民泊施設運営補助のお仕事。これもスポット、短時間で、都合の合う日にできる仕事。子ども同伴のOKもらっていて、連れて行ったこともある。海外の人との出会いもある。

そして、
・子育てサークルは休日開催であれば子ども同伴だし、主催者なのでインフルエンザやコロナの時は、開催を見送ったりなど、調整ができる。(責任もあるけど)

私は多分、すっごく恵まれているのだと思うけれど、
ちゃんと世にこういう働き方ができる
<親子共同参画>で働ける仕事もあるのだということを
知ってもらえたらなと思う。

その原点となったのが、ベビーダンス。
理想を描くことができたのは、ベビーダンスのおかげなのです。

そして、ママのお仕事に喜んで一緒に来てくれる子どもたちに、感謝。

最近、上の子は、「ママ、今日はなんのお仕事?」
「大きくなったらベビーダンスの先生になりたい」
なんて、嬉しいことを言ってくれます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集